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浦和“背番号10”モーベルグが勝ち点1もたらす躍動2発! クラブのJ1通算1500ゴール目も達成「2000点目も…」

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MFダヴィド・モーベルグが躍動の2ゴール

[7.6 J1第20節 浦和 2-2 京都 埼玉]

 浦和レッズMFダヴィド・モーベルグはこの試合2ゴールを記録。2点目はクラブにとって節目のJ1通算1500点目となった。勝ち点をもたらした背番号10は試合後に「知らなかったです」とコメント。驚きの表情を浮かべた。

 前半10分にPKを獲得した浦和。キッカーはモーベルグが務めると、冷静にタイミングをずらしながらゴール。今季リーグ戦4得点目とした。前半37分には再びPKを奪取し、またしてもキッカーはモーベルグ。「大きなゴールチャンス。ここで決めて浦和を勝たせたいという強い気持ちで挑みました」。だが、GK上福元直人の好セーブに遭い、決定的なチャンスを逃す。「フィーリングは悪くなかったですけど、決まりませんでした」と試合後に振り返った。

 浦和は決定機を創出するも、決め切れない場面が目立つようになる。すると京都に後半9分、11分と立て続けに2発を食らい、1-2と逆転を許してしまった。だが、2失点から3分後の後半14分にモーベルグが再び躍動。MF岩尾憲の好判断によるロングパスを受けると、PA右で華麗な跨ぎフェイントから左足シュート。ゴール左に突き刺し、2-2と同点に追いついてみせた。

 この得点は浦和にとって節目となるJ1通算1500ゴールとなった。試合後にその反応をうかがうと、「知らなかったです」と驚きの表情。しかし、喜びを垣間見せつつ「2000点目が決まるときも、このチームにいたいです」と笑みを浮かべた。

 2得点を始め、好プレーを見せた背番号10は「いいプレーができたことはポジティブに捉えています」と自己評価。だが、痛み分けに終わったことには悔いも見せる。「十分な数の決定機を作ったにもかかわらず、勝てなかったので、結果に対しては残念」。中3日でやってくる次節・FC東京戦に向け、「次の試合のことだけを考えて、準備をしていきたい」と気持ちを新たにしていた。

(取材・文 石川祐介)
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