Jリーグは12日、6月度の『明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP』を発表し、J2からは横浜FCのFW小川航基が選ばれたと発表した。2月・3月度に続いて早くも今季2度目の受賞となった。

　小川は6月の4試合でリーグ最多の3得点を記録。選考委員からは「6月は全4試合に出場し3ゴールの活躍。高いレベルで好調を維持している。EAFF E-1サッカー選手権でも見てみたいストライカー」(窪田慎二委員)、「継続して得点することで、ランキングで他を寄せ付けていない」(宮本恒靖委員)、「3戦連発。うち2ゴールは仙台、新潟との上位対決で決めた値打ちもの。予測の速さ、良質の動き、シュート技術の高さが光った」(北條聡委員)といったコメントが寄せられた。

　小川はJリーグを通じて「前回受賞させていただいた時に、必ずまたこの賞を受賞したいと心から思いました。まだまだリーグ戦は続いていきますし、本当の勝負はここからなので、チームとしても個人としても気を引き締めて頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っている。

　またJ3リーグでは4試合で4ゴール2アシストを記録したいわきFCのFW岩渕弘人が受賞。「名誉のある賞をいただくことができて素直に嬉しいです。自分だけの力で出せる結果ではないので、チームメイトに感謝したいと思います。チームとして日頃のトレーニングからお互いに激しくやりつつ、一体感をもってやれていて非常にいい状態ですし、そのチームの調子の良さが自分の結果にもつながっているのは間違いないと思います。チームとしても個人としてもまだまだ慢心することなく、目の前の試合に向けて全力で挑み続けていきたいと思います」とコメントした。

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