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首位・横浜FMがまたも劇的ドロー!! 鳥栖に苦戦も代表初招集MF水沼宏太が土壇場ダイビングヘッド弾

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FWレオ・セアラが先制ゴール

[7.16 J1第22節 鳥栖2-2横浜FM 駅スタ]

 J1リーグは16日、第22節を各地で行い、首位の横浜F・マリノスサガン鳥栖と2-2で引き分けた。FWレオ・セアラが得点ランキングトップタイの今季10ゴール目を挙げて先制するも、後半に2ゴールを与えて逆転されたが、後半40分にA代表初招集のMF水沼宏太が同点ゴール。前節C大阪戦(△2-2)に続いての劇的ドローとなった。

 アウェーの鳥栖に乗り込んだ横浜FMは、17日から合宿が始まるE-1選手権に臨む日本代表に7人が招集。DF岩田智輝、DF小池龍太、MF西村拓真、FW宮市亮が先発に入り、MF藤田譲瑠チマと水沼はベンチに並んだ一方、DF畠中槙之輔はメンバーを外れた。対する鳥栖は古巣対戦のGK朴一圭、FW小野裕二らが先発に名を連ねた。

 試合を動かしたのは横浜FM。前半17分、西村のポストプレーからFW仲川輝人が右サイドを切り裂くと、ペナルティエリア内でDF田代雅也に倒され、PKを獲得した。キッカーはFWレオ・セアラ。ゴール中央に落ち着いて蹴り込み、鹿島からセルクル・ブルージュに移籍したFW上田綺世に並ぶ今季10ゴール目を挙げた。

 対する鳥栖も前半24分、中盤でMF福田晃斗、MF小泉慶、MF本田風智とつないで相手のプレスをくぐり抜けると、左サイドをDFジエゴが突破。そのまま敵陣深くにえぐり、グラウンダークロスに合わせたFW宮代大聖がワンタッチで押し込んだ。宮代はこれが今季3ゴール目となった。

 その後は拮抗した展開が続き、そのまま後半へ。試合が動いたのは14分、鳥栖の左コーナーキックだった。小野が位置についてゴール前に鋭いボールを送り込むと、勢いよく飛び込んだDFファン・ソッコが完璧に競り勝ちヘディングシュート。第16節のG大阪戦以来1か月半ぶりのゴールが貴重な勝ち越し弾となった。

 1点を追う横浜FMは後半19分以降、次々に選手交代を敢行。MFマルコス・ジュニオール、FWエウベル、FWアンデルソン・ロペス、水沼、藤田を入れ、サイドからのクロスを中心に攻撃を組み立てる。すると同40分、右サイドを攻め上がったDF松原健のクロスに水沼が反応。ダイビングヘッドを叩き込み、土壇場で同点に追いついた。試合はそのままタイムアップ。2位の鹿島も引き分けたため、横浜FMと鹿島の勝ち点差は5のままとなっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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