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神戸MF橋本拳人がスペイン2部ウエスカに移籍!「自分と向き合った結果、決断させて頂きました」

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MF橋本拳人がスペイン2部へ

 ヴィッセル神戸は18日、日本代表MF橋本拳人(28)がウエスカ(スペイン2部)へ移籍することを発表した。今回の移籍は国際サッカー連盟(FIFA)のレギュレーションにより、ロシアのチームとの契約が一時停止された措置を受けてのものとなる。

 FC東京U-18出身の橋本は2012年にトップチーム昇格を果たし、翌2013年5月から2014年までロアッソ熊本に期限付き移籍したのち、2015年にFC東京へ復帰。中心選手としてプレーし、2020年7月にロストフ(ロシア1部)へ完全移籍した。

 だが、ロシアのウクライナ侵攻の影響により、今年3月に同クラブとの契約を一時停止して帰国。6月30日までの契約で神戸に加入した。ここまでJ1リーグ戦9試合で1得点を記録し、天皇杯では1試合に出場。今月1日には神戸との契約延長が発表されていた。

 橋本はクラブ公式サイトを通じ、神戸への感謝などを語っている。

「このたび、SDウエスカに移籍させて頂くことになりました。自分が苦しい時期に声をかけてくれてクラブに招き入れてくれたヴィッセル神戸には感謝しかありません。また、自分の決断に理解を示してくれた三木谷会長をはじめクラブの皆様には、本当に感謝しております」

「夢であった海外挑戦が様々な事情で難しくなっていましたが、今回、改めて、オファーを頂き、自分と向き合った結果、移籍の決断をさせて頂きました」

「4ヶ月という短い期間でしたが、素晴らしいチームメイトと出会い、スタッフの方々に支えられてサッカーをできる喜びを改めて感じることができました。そして、サポーターの皆様には、苦しい時期、声の出せない状況のなかチームに寄り添ってくれて拍手を送って下さり感謝の気持ちでいっぱいです」

「僕自身なかなかチームに貢献できず、このタイミングでの移籍ということで本当に申し訳ない気持ちですし、チームに必要としてもらった中でこの決断をすることはとても苦しかったです」

「ただ、ヴィッセル神戸でプレーさせてもらえたからこそ、このチャンスを頂けたと思うので、今後活躍し、飛躍することで皆さまに恩返ししていきたいと思います」

「最後になりますが、ヴィッセル神戸に関わる皆様と闘った日々は自分にとってかけがえのない時間になりました。ヴィッセル神戸でプレーできて良かったなと心の底から思っています」

「本当にありがとうございました。また会える日を楽しみにしています」

 過去に元日本代表FW岡崎慎司も所属したウエスカは、これまで2度の1部昇格を経験。2021-22シーズンはスペイン2部で13位だった。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF橋本拳人
(はしもと・けんと)
■生年月日
1993年8月16日(28歳)
■出身地
東京都板橋区
■身長/体重
183cm/72kg
■経歴
アミーゴFC-FC東京U-15深川-FC東京U-18-FC東京-熊本-FC東京-熊本-FC東京-ロストフ-神戸
■出場歴
J1リーグ:141試合15得点
J2リーグ:60試合
J3リーグ:5試合1得点
カップ戦:19試合1得点
天皇杯:10試合2得点
ACL:8試合
ロシア・プレミアリーグ:29試合8得点
■個人タイトル
Jリーグベストイレブン(2019)、Jリーグ優秀選手賞(2019)
■代表歴:
U-18日本代表(2011)、U-19日本代表(2012)、U-23日本代表(2016)、日本代表(2019~2022)※国際Aマッチ13試合出場1得点

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