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パリSGに一矢報いたG大阪ルーキーFW山見大登、HT投入されず奮起「結果で見返してやろうと」

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ガンバ大阪FW山見大登

[7.25 親善試合 G大阪2-6パリSG パナスタ]

 今季から正式にプロ1年目を迎えたガンバ大阪FW山見大登が、鋭い動き出しでパリSGに一矢報いるゴールを挙げた。

 1-5で迎えた後半25分、G大阪は左サイドでの組み立てからMF奥野耕平が中盤中央でボールを受けると、そのまま浮き球で右サイドに展開。これをDF柳澤亘が素早く折り返し、最後はゴール前に飛び込んだ山見がねじ込んだ。関西学院大時代の昨季から特別指定選手としてJ1出場歴を持つ山見だが、正式には今季がプロ1年目。そんな22歳が晴れの舞台で貴重なゴールを記録した。

 ゴールに至るまでの間、山見の胸にあったのは出番が遅かったことによる反骨心だった。G大阪はハーフタイムに7人の選手交代をしていた中、山見は後半16分まで呼ばれず。「自分だけハーフタイムからも出られなかったので、結果で見返してやろうと思ってました」。スター軍団相手にも臆せぬ気持ちが貴重な国際試合でのゴールをもたらした。

 この日のプレーを振り返って「できない部分のほうが多かったと思うけど、ちょっとはできた」と控えめに語った山見。「ネイマール選手やメッシ選手、エムバペ選手はゴールに直結する動きがおおくて、それを繰り返しているからこそ結果につながっていると思う。今のガンバにはそういうプレーが少ないので、それをもっと自分がやっていかないといけない」。苦しむJ1リーグ戦でも得点に直結する働きをさらに見せていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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