beacon

カシマで敗戦も巻き起こった拍手…三竿健斗「鹿島の選手として申し訳ない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

鹿島アントラーズDF三竿健斗

[8.6 J1第24節 鹿島 0-2 広島 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームでサンフレッチェ広島に敗れ、この日試合のなかった首位横浜F・マリノスとの勝ち点差を縮めることができなかった。前節の横浜FM戦に続く2連敗で、5試合勝ちなし。暫定順位も4位に転落し、逆転優勝に向けて厳しい状況に立たされた。

 試合後、ミックスゾーンで取材に対応したDF三竿健斗は「苦しい時期で、思っている結果が出ない中、今日はみんなマリノス戦とは違って前にプレーしていたし、ロングボールだけでなく後ろから相手をわざと来させて、スペースを空けてそこを使うというのは前半からできていた」と内容には手応えをのぞかせつつも、「ホームで0-2という結果は情けないし、見に来てくれたサポーターに申し訳ない」と悔やんだ。

 もっとも試合後、ホームゴール裏のサポーターからは拍手で迎えられており、試合内容にはポジティブとも捉えられる反応が向けられていた。

 それでも「ここ最近では勝つ確率が高いサッカーをできていたと思うし、そういうところを評価してくれたのは嬉しいけど、負けた後に拍手が起きるのは鹿島の選手として申し訳ない」と複雑な表情を浮かべた三竿。「勝つ試合を見に来ていると思うので、負けたのに内容を称えられるというのは……。結果を求められる鹿島というチームにおいて、僕が今まで経験していた中ではそういうことが起きるとなおさら申し訳ない気持ちになるので、早く結果を出して見に来てよかったなと思ってもらえるようにやっていきたい」と決意を語った。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP