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浦和DF酒井宏樹が右下腿三頭筋肉離れ…9月の代表復帰に暗雲か

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DF酒井宏樹

 浦和レッズDF酒井宏樹が3日、J1第28節の鹿島アントラーズ戦を負傷欠場した。日本代表は今月、カタールW杯前最後の活動となるドイツ遠征を控えている中、代表招集に向けて黄信号が灯った。

 浦和の広報担当者によると、酒井は8月下旬のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)期間中に右太ももを痛め、右下腿三頭筋の肉離れと診断されたという。一方、全治期間は発表しなかった。

 日本代表は今月19日からドイツ・デュッセルドルフ遠征を行う予定。現状のスケジュールでは23日のキリンチャレンジカップ・アメリカ戦、27日の同エクアドル戦が11月開幕のカタールW杯前最後のテストマッチとなる。

 酒井はカタールW杯出場を決めた今年3月のアジア最終予選オーストラリア戦、ベトナム戦を負傷のため辞退し、5月に右足第5中足骨の手術を受けたため、6月の活動も不参加。9月の活動での復帰が見込まれていたが、今回の負傷により復帰は不透明となった。

 日本代表ではエース候補のFW大迫勇也も戦線離脱中。森保一監督は2日のオンライン取材対応で「できれば9月の代表活動に参加してもらって、そこから11月のW杯に向けてというところで進んでいければ」としつつ、「9月の活動でプレーしていない選手がW杯本大会に選ばれることもある」と述べていたが、厳しい選考を迫られそうだ。

(取材・文 竹内達也)
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