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A・ロペスが“因縁”福岡から決勝ゴール!! 得点王にも意欲「6試合出場停止がなければ自分がトップ」

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横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペス

[9.10 J1第29節 横浜FM 1-0 福岡 日産ス]

 横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペスが、“因縁の相手”アビスパ福岡にリベンジを果たした。0-0で迎えた前半14分、負傷を押してピッチに立っていたFW西村拓真の柔らかいワンタッチパスに反応すると、冷静な右足シュートでゴール右隅にフィニッシュ。3日前の湘南戦(○3-0)に続く2試合連続ゴールに「チームに貢献できていることを嬉しく思う」と喜びを語った。

 A・ロペスにとって、この日の対戦相手の福岡とは大きな因縁があった。5月21日に敵地で行われた前回対戦、小競り合いの中で相手DFに唾を吐きかけてしまい、この場面がVARによって見つかって一発退場処分。その後、Jリーグから6試合の出場停止処分を課され、約1か月半にわたる離脱を経験していた。

 そのため、この日にかけるモチベーションは高かった。「監督からも『相手の挑発に乗らないこと』と言われた。乗ったらチームに迷惑がかかるので、チームのプレーに集中して準備していた。本当にリベンジしたかったし、このチームとまた対戦したい気持ちがすごくあった」。その結果の決勝ゴール。A・ロペスは「こういう結果で終われて嬉しく思う」とホッとした様子で振り返った。

 この得点により、A・ロペスは今季9ゴール目となり、この日得点ランキング単独トップに立ったFWチアゴ・サンタナ(清水)を2ゴール差で追いかけている。「僕の目標は個人タイトル。得点王はもちろん目指している。残念ながら6試合出場停止になったが、それがなければ自分がトップに立っているはず」。そう自信を示した28歳は「失った時間を取り返したい。ここ2試合連続で決めているので、次も決められたら」と4日後に迫る京都戦での3戦連発に意欲を見せた。

(取材・文 竹内達也)
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