beacon

川崎Fは優勝争いへ苦境のドロー…橘田のJ初ゴールで先制も、名古屋の稲垣ボレー弾で追いつかれる

このエントリーをはてなブックマークに追加

名古屋と川崎Fはドロー

[9.14 J1第22節延期分 名古屋 1-1 川崎F 豊田ス]

 J1リーグは14日に第22節延期分を行った。名古屋グランパス川崎フロンターレの対戦は、1-1のドロー。首位の横浜F・マリノスが他会場で勝利したため、2位・川崎Fは首位まで勝ち点5差に開いた。

 名古屋は3-1-4-2の布陣を敷く。オーストラリア代表復帰が発表されたGKランゲラック、3バックは左からDF丸山祐市、DF藤井陽也、DF中谷進之介が並ぶ。アンカーにMF稲垣祥、インサイドハーフにMFレオ・シルバとFW重廣卓也。左WBはMF相馬勇紀、右WBはMF森下龍矢が入る。2トップはMF仙頭啓矢とFW永井謙佑が入った。

 川崎Fは4-3-3の布陣。GKはチョン・ソンリョンで、4バックは左からDF佐々木旭、DF谷口彰悟、DFジェジエウ、DF山根視来を起用。アンカーはMFジョアン・シミッチ、インサイドハーフはMF橘田健人とMF脇坂泰斗が入る。前線3枚は左からFWマルシーニョ、FW知念慶、FW家長昭博となった。

 7月16日開催の延期分となった今節。前半はともに決定機は少なかった。名古屋は細かいパス回しで様子を見ながら、サイドから敵陣内にクロスを送るが、川崎Fのブロックに阻まれる。一方、川崎Fはマルシーニョの単騎突破でチャンスをうかがう。また前半41分にはジェジエウの縦パスから山根がダイレクトで前線へ。橘田がGKランゲラックと1対1になるが、シュートは枠外に飛んだ。

 前半はそのままスコアレスで折り返す。名古屋はハーフタイムに2枚替え。重廣とL・シルバを下げて、MF永木亮太とMF内田宅哉が出場する。交代選手を起点に、果敢に敵陣に入り込んでいく。

 しかし川崎Fも攻め立てる。後半11分、マルシーニョが稲垣のパスをカットし、そのままダブルタッチから敵陣内へ。ランゲラックとの1対1をループシュートでかわすも、ゴール枠を捉えない。さらにその5分後にも決定機。そして、待望の先制ゴールが生まれる。

 川崎Fはジェジエウが中盤から敵陣内に浮き球のパスを送る。数度の混戦からこぼれたところを、橘田が右足シュート。冷静にゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。プロ2年目の橘田は天皇杯やACLでの得点はあったが、J1リーグでは初ゴールとなった。

 後半28分に両者2枚替え。名古屋は永井と仙頭を下げ、FWレオナルドとMF甲田英將が入る。川崎Fは知念とマルシーニョに代えて、FW小林悠とFW遠野大弥が投入された。

 名古屋は後半29分、ゴールネットを揺らす。左CKはPA手前に跳ね返されるが、待ち構えた稲垣が左足ダイレクト。ゴール右隅に入り、1-1と同点に追いついた。川崎Fは同33分に脇坂にアクシデント。担架で運ばれ、そのままFW宮城天と交代した。

 残り時間で両者は得点できずに1-1で試合終了。2位・川崎Fは残り6試合で首位・横浜FMとの勝ち点5差を追いかける展開となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP