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今季2度目の対戦もドロー決着…鳥栖は2試合ぶりの勝利ならず、鹿島は5戦未勝利に

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[9.16 J1第30節 鳥栖 1-1 鹿島 駅スタ]

 J1リーグは16日、第30節を開催した。7位サガン鳥栖のホームで行われた5位鹿島アントラーズとの試合は、1-1でドロー。勝ち点1を分け合った。

 前回対戦は4-4の壮絶な打ち合いを演じた両チーム。2試合ぶりの勝利を目指す鳥栖と、ここ4戦未勝利、5試合ぶりの白星を狙う鹿島の一戦は、立ち上がりに主導権を握ったのは鹿島だったが、鳥栖が徐々にペースを掴むと、前線のアグレッシブな守備からゴールに迫った。

 前半23分には、鹿島のビルドアップのミスを拾ったMF岩崎悠人がペナルティーエリア手前から豪快に右足を振る。しかし、ここは今節JデビューとなったGK早川友基が右に飛んで弾き出した。

 ショートカウンターから相手を押し込む鳥栖。敵陣でボールを握る時間帯が増えると、前半34分に先制点を奪った。左サイドのスローインから試合が再開されると、DFジエゴが投げ入れたボールをMF福田晃斗がワンタッチでボックス内へ。FW宮代大聖が浮き球を器用にコントロールすると、強引に切り込み、ゴール左に突き刺した。

 1点リードの鳥栖はさらに前半41分、右サイドを駆け上がったMF長沼洋一のクロスにFW本田風智がヘディング弾。しかし、シュートはニアサイドのゴールポストを叩き、追加点とはならない。1-0のまま前半を折り返した。

 鹿島はハーフタイムで2枚替え。MF荒木遼太郎、MF和泉竜司に代えてMF仲間隼斗、MF名古新太郎を投入。まずは、1点を狙いに攻勢を強めると、同点ゴールを奪った。後半14分、右サイドでボールを受けたDF広瀬陸斗がゴール前に柔らかいボールを送ると、ファーサイドから走り込んだFWアルトゥール・カイキがヘディングシュート。滞空時間の長い跳躍から丁寧に合わせてゴールへ押し込んだ。

 試合を振り出しに戻した鹿島は、そこから鳥栖ゴールを幾度となく脅かす。後半27分には、ボックス内右から仲間がシュートを放つも、ここはGK朴一圭の正面に。逆転弾とはならない。

 後半30分には、鹿島DF安西幸輝が持ち上がりそのままミドルシュート。朴が弾いたところを仲間が詰めてゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。試合は終盤にかけて一進一退の攻防となるも、互いに次の1点が遠い。試合は両チームの選手がエキサイトするなど、前回対戦に続き、白熱模様。1-1のままタイムアップを迎え、勝点1を分け合っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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