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最下位・磐田は2点ビハインドを追い付き、勝ち点1奪取! C大阪は痛恨のドロー

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[9.17 J1第30節 磐田 2-2 C大阪 ヤマハ]

 J1リーグは17日、第30節を開催した。ヤマハスタジアムでは、18位ジュビロ磐田と4位セレッソ大阪が対戦。2-2で勝ち点1を分け合っている。

 ここ5戦未勝利(1分4敗)の磐田は最下位脱出に向け、勝ち点3を積み上げたい一戦。C大阪はACL出場圏内の3位浮上へ、こちらも勝利を目指した。

 試合立ち上がりに主導権を握ったのは、リーグ戦2連勝中のC大阪。最終ラインからボールを動かし、MF清武弘嗣、MF奥埜博亮を経由して前線へ。FWアダム・タガートをターゲットに攻撃を展開した。対する磐田は、C大阪に押し込まれながらも、ボールを奪うと素早くカウンター攻撃。ただ、パスミスや連係ミスが目立ち、ゴール前へとボールが運べない。

 すると、C大阪が相手のミスを突き、先制点を手にした。前半25分、敵陣深い位置でボールを奪われたC大阪だが、素早い切り替えでプレッシャーをかけると、すぐさまマイボールに。MF喜田陽が縦に入れたボールを清武が落とし、最後はタガ―トが左足でフィニッシュ。ゴール左に蹴り込んだシュートは、GK三浦龍輝の手をかすめて吸い込まれていった。

 1点を追う磐田は前半45分、MF山田大記が右サイドで自ら投げ入れたスローインのリターンを左足で狙う。しかし、豪快なシュートは、ゴールのわずか上に外れて同点弾とはならない。試合は、C大阪の1点リードのまま前半を終えた。

 迎えた後半、先にチャンスを作ったのはホームの磐田。後半3分、右サイドからの山田のクロスを杉本が胸で落とすと、ペナルティーエリア内に走り込んだMF金子翔太が右足でシュート。しかし、枠を捉えることができない。磐田が同点の機会を逃すと、C大阪が追加点を挙げる。

 後半7分、右サイドでコーナーキックを得たC大阪は、MF中原輝が入れたボールにDF進藤亮佑がヘディング弾。シュートは、ゴールカバーに入った磐田MF吉長真優の頭上を越え、ゴールネットを揺らした。

 ホームで苦しい展開となった磐田。それでも、後半12分に1点を返す。右サイドの吉長からゴール前にボールが入ると、ボックス内で金子がコントロール。狙いすませた右足のシュートでゴール右に流し入れた。1点差に詰め寄った磐田はさらに後半25分、縦パス2本で右サイドを崩すと、吉長のクロスを進藤がオウンゴール。試合を振り出しに戻した。

 C大阪は後半31分に相手DFラインの背後に抜け出したタガ―トがゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点は認められず。同35分には、再びタガ―トがボックス内で決定機を迎えるも、ことらは三浦が身体を張ってゴールを死守した。

 試合終盤には磐田に決定機が訪れるも、DF松原后のシュートはクロスバーに直撃。互いにゴールに迫るも3点目は生まれず、試合は2-2でタイムアップを迎えている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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