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好セーブ連発!前節の大敗を反省した無失点、広島GK大迫敬介「最後まで集中して対応できた」

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“半端ない”セーブをみせたGK大迫敬介

[9.17 J1第30節 名古屋0-0広島 豊田ス]

 SNS上でもやはりつぶやかれていた。「大迫、半端ないって」。サンフレッチェ広島のGK大迫敬介が好セーブを連発。チームが無得点に終わったことで勝利とはならなかったが、勝ち点1をもたらした。

 上位を争っている広島だが、前節の川崎Fとの直接対決に大敗。今季最多となる4失点は、大迫自身も少なからず責任を感じていた。

 それだけに気合十分に臨むと、前半からFW永井謙佑のシュートを弾き出すなど、名古屋に得点を与えない。さらに後半6分のMF永木亮太のシュート、そして同19分の永井との1対1、続くMF森下龍矢のシュートもしっかりと防ぎ切った。

 大迫は「打たれるコースもそこまで角度がなかったので、落ち着いてできた」と冷静に振り返る。「目を切らさずに最後まで集中して対応できた結果」だとすると、「もっと自分を含めて質を上げていかないといけない」と貪欲に話す。

 リーグは優勝争いから一歩後退した広島だが、ルヴァン杯、天皇杯の戦いも残している。次の試合は21日にアウェーで戦うルヴァン杯準決勝第1戦の福岡戦。大迫は「この感覚は次にも生かしていきたい。準決勝を突破して決勝にいきたい」とタイトル奪取へ改めて気合を入れ直した。

(取材・文 児玉幸洋)
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