beacon

大迫“半端ない”トラップ起点に小林祐希が2247日ぶりJ復帰弾!! 福岡下した神戸がJ1残留へ大きく前進

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヴィッセル神戸MF小林祐希

[10.1 J1第31節 福岡 0-1 神戸 ベススタ]

 J1リーグは1日、第31節を各地で行い、ヴィッセル神戸アビスパ福岡を1-0で下した。残留争い直接対決を制した神戸は自動降格圏との暫定勝ち点差を5に広げ、残り4試合でのJ1残留を大きく手繰り寄せた。

 試合前時点ではプレーオフに回る16位と勝ち点1差の31ポイントで並んでいた両チームの残留争い直接対決。ホームの福岡は国際Aマッチウィークの前節・清水戦(○3-2)と同じ先発を並べた一方、神戸は負傷明けのFW大迫勇也が5試合ぶりの先発復帰を果たした。

 序盤は拮抗した立ち上がりとなったが、前半20分にスコアが動いた。神戸はGK飯倉大樹のロングキックを大迫が後ろ向きの右足トラップで見事に収めると、左サイドにパス。これを受けたMF汰木康也がゴール前にインスイングのクロスを送り込み、反応したのはトップ下起用のMF小林祐希。強烈なヘディングシュートでネットに突き刺した。

 今夏神戸に加入した小林はこれが移籍後初ゴール。それまではオランダ、ベルギー、カタール、韓国でプレーしており、Jリーグでの得点は磐田時代の2016年8月6日にJ1セカンドステージ第7節FC東京戦で記録して以来、約6年2か月(2247日)ぶりとなった。

 そのまま試合は後半へ。福岡は前半14分、DFドウグラス・グローリのロングフィードにFWルキアンが反応したが、巧みなトラップからのボレーシュートは惜しくも枠外。さらに同23分、MF中村駿のインスイングのクロスにFW金森健志がバックヘッドで狙ったが、これもわずかに右へ外れ、なかなか決定機を活かせない。

 神戸も大迫、MF佐々木大樹らがなかなか決定機を活かせない中、福岡はFWフアンマ・デルガド、FWジョン・マリを入れて攻勢を狙うと、DF三國ケネディエブスも前線に入れてパワープレーを敢行。それでも神戸はDF槙野智章を入れて最終ラインに高さを加え、最後までなんとか守り切り、大一番で勝ち点3を掴み取った。

 一方の福岡はプレーオフ圏16位の京都(2試合未消化)と勝ち点1差、自動降格圏17位のG大阪(1試合未消化)と2差に迫られており、2年連続での残留に向けて厳しい状況が続いている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP