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終盤に激動! J1残留狙う湘南はPK献上で痛恨失点も…終了間際にC大阪のオウンゴールで執念のドロー

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湘南は執念のドロー

[10.1 J1第31節 C大阪 1-1 湘南 ヨドコウ]

 J1リーグは1日に第31節を行った。セレッソ大阪湘南ベルマーレの対戦は、1-1のドローとなった。

 C大阪は先週のルヴァン杯2連戦を勝ち抜き、2年連続で決勝進出。リーグ戦は4位に位置しており、ACL出場圏内の3位以内を目指す。一方、15位・湘南は降格圏内17位のガンバ大阪と勝ち点2差。4試合ぶりの白星を手にし、残留争いに優位に立ちたい。

 ハイプレスを仕掛ける湘南に対し、C大阪はGKキム・ジンヒョンのビルドアップからサイド攻撃を仕掛ける。両者決定機は少ない中、C大阪は前半44分にチャンスを作る。相手の最終ラインを抜け出したFW上門知樹が右サイドから敵陣内にグラウンダーのクロス。DF岡本拓也に当たってオウンゴールになったが、上門のオフサイドが認められてノーゴールとなった。

 前半は両チームともにシュート数は1本のみ。拮抗状態のままスコアレスで後半に折り返した。C大阪はハーフタイムにFWジェアン・パトリッキとFW北野颯太を投入。後半からパトリッキと北野が左サイドで起点となり、敵陣内にボールが入るようになった。

 後半17分には両者ともに交代カードを切る。C大阪はMF中原輝を出場させた。湘南はFWタリクとMF米本拓司が入り、さらに同23分にはMF山田直輝と日本代表から帰還したFW町野修斗が入った。C大阪は同25分にFWアダム・タガートが負傷。FW加藤陸次樹が投入された。

 日本代表選手が躍動する。湘南は後半30分、パスを受けた町野がPA右に進入。深い位置まで進み、右足シュートを放つ。しかしGKジンヒョンのセーブに阻まれた。C大阪は同35分、PAに入り込んだ北野がゴール右に狙いすました右足シュート。だが、日本代表GK谷晃生が横っ飛びで防いでみせた。

 試合は後半44分に動く。C大阪は加藤がDF山本脩斗に足を引っかけられ、敵陣内で倒れる。キッカーはパトリッキ。シュートは谷に触れられるも、ゴール左に決め切り、先制点を手にした。

 だが、湘南は試合終了間際に執念の同点ゴール。FW阿部浩之のFKは敵陣内で加藤に当たってそのままゴールへ。C大阪のオウンゴールで同点に追いついた。直後に試合は終了となり、1-1の痛み分けとなった。

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