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水戸の秋葉忠宏監督が今季限りで退任「精進し修行をし、またこのクラブに戻ってこられるような指導者になりたい」

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水戸ホーリーホック秋葉忠宏監督

 水戸ホーリーホックは2日、秋葉忠宏監督が2022シーズンをもって退任することになったと発表した。後任については、決定次第伝えるとしている。

 09年に相模原の選手兼監督として指導者のキャリアをスタートさせた秋葉監督は、水戸のヘッドコーチ、群馬の監督を歴任し、その後は日本サッカー協会(JFA)で各年代の日本代表コーチを務めた。水戸には20年より監督として復帰し、就任3年目となった今季は、ここまで12勝11分16敗の16位。ここ6戦で勝利が無かった。

 秋葉監督は今季限りでの退任にあたり、クラブを通じて次のように感謝を伝えている。

「日頃より水戸ホーリーホックを応援してくださるファン・サポーター、パートナー企業、ホームタウンを始めとするホーリーホックファミリーのみなさん、いつもありがとうございます。

 この3年間、たくさんのことにトライさせてもらい、色々な別れや新しい出会いを経験し、充実した時間を過ごさせていただきました。ファン・サポーター、パートナー企業、フロント、全てが近いファミリー感がとても好きです。クラブが大きくなっていこうとしている様子が目に見えて伝わってきていたからこそ、ホーリーホックファミリーと一緒に歩んでいく時間がすごく楽しく感じられました。

 でも、だからこそ選手たちが良くやってくれている中で結果を出すことができず、新しい景色にたどり着けなかったことを本当に申し訳なく感じています。それと同時に、この厳しい世界の中でもっと選手の成長を手助けできる、結果を引き出せる指導者になりたいと思い、精進し修行をし、またこのクラブに戻ってこられるような指導者になりたいと思います。

 今の水戸ホーリーホックの規模からしたら、J2に居続けること自体が当たり前でありません。みなさんの力がないと、J2に居続けることも新しい景色を見ることもできないと思います。今以上に大勢の方を巻き込み、大勢の方に支援してもらい繋がることで、一緒に感動や喜びを共有し新しい景色へたどり着けるクラブになることを期待しています。

 水戸ホーリーホックは、自分にとって指導者として本格的にキャリアをスタートさせた思い入れのあるクラブです。名実ともにJ1昇格に値するクラブへと歩んでいくことをいつまでも応援しています。

 残り3試合、最後まで水戸ホーリーホックらしく、アグレッシブで超攻撃的で獰猛なチームだと示せるようにしっかりとしたものをお見せしたいと思いますので、一緒にフットボールを楽しみながら、エキサイティングで心揺さぶる瞬間を共有していただければ嬉しく思います」

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