beacon

柏対C大阪はスコアレス決着…ともに3戦連続でドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

両チームの「勝ち点3差」は埋まらなかった

[10.8 J1第32節 柏 0-0 C大阪 三協F柏]

 8日、各地でJ1第32節が行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルセレッソ大阪が対戦した。7位・柏と4位・C大阪による試合は、スコアレスで勝ち点1を分け合った。

 ホームの7位・柏(勝ち点46)は、1日のG大阪戦(△0-0)の先発と同じ11人でスタート。3-5-2の布陣で、2トップには、FW細谷真大とFWドウグラスが入った。アウェーの4位・C大阪(勝ち点49)は、1日の湘南戦(△1-1)のスタメンから1選手を変更。MF清武弘嗣が2試合ぶりにスターティングメンバー入りした。[スタメン&布陣はコチラ]

 互いに、ボールを奪ってからの素早い攻撃で好機をうかがう展開に。前半13分、C大阪は清武が中盤でボールを奪うとカウンターに出る。DF山中亮輔のクロスから、FW上門知樹がシュートを狙ったが、DF上島拓巳のブロックにあってしまう。

 同23分には、ビルドアップからチャンスを創出し、DFマテイ・ヨニッチから山中へのフィードがわたり、山中のパスを受けた上門がミドルレンジから右足を一閃。シュートは枠を捉えたが、GK佐々木雅士のセーブに阻まれた。

 C大阪は再びヨニッチのフィードからチャンスを構築。最前線のFWアダム・タガートにボールがわたると、タガートのクロスを上門が落としたボールをMF毎熊晟矢がひろうと、DF松田陸へ。松田は右足を振り抜いたが、MF椎橋慧也がコースに入って得点を許さない。

 柏は敵陣に入ってもミスが続いて、チャンスをつくれずにいたが、前半終了間際の43分には、MFドッジとDF北爪健吾が右サイドを崩すと、最後はMFマテウス・サヴィオがペナルティエリア内でシュートを放ったが、DF鳥海晃司が枠に飛ばせなかった。

 スコアレスで迎えたハーフタイムに、C大阪の小菊昭雄監督は動き、鳥海を下げてDF西尾隆矢をピッチに送り込んだ。

 後半最初のチャンスはC大阪に訪れる。4分、自陣からカウンターに出ると、MF為田大貴がタガートからリターンを受けて左サイドから中央に切り込むと、ペナルティエリア内の上門にヒールパス。上門が左45度から狙いすましたが、シュートはポストの右へと逸れていった。

 柏のネルシーニョ監督が動いたのは、後半12分、ドウグラスに代えてFW武藤雄樹を投入。武藤を1トップに据えて、細谷とサヴィオは中盤両サイドに入った。

 後半17分、C大阪は素早いカウンターから、タガートのフィニッシュでゴールネットを揺らしたが、毎熊からタガートへのパスがオフサイドと判定され、スコアを動かすことはできなかった。

 終盤はC大阪が押し込む形になるが、得点は生まれず。柏は4枚、C大阪は5枚の交代枠を使った一戦は、最後までスコアは動かずに終戦。柏、C大阪、ともに3試合連続での引き分けとなった。

(取材・文 奥山典幸)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP