beacon

9月のJ1ベストゴールは広島MF川村拓夢!!「当時、中学生の僕は…」“10年越し”の夢叶えた60mスーパーロング弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

清水戦後、MF青山敏弘(写真右)の祝福を受けたMF川村拓夢

 Jリーグは11日、9月度の『KONAMI月間ベストゴール』を発表し、サンフレッチェ広島MF川村拓夢が9月3日の第28節・清水エスパルス戦の後半アディショナルタイムに決めたゴールが選ばれたと発表した。

 川村は1-0で迎えた清水戦の後半アディショナルタイム5分、相手が前がかりになった自陣左サイドでスローインを受けると、ドリブルで持ち運んで左足を一閃。ゴールから60m超の距離からロングシュートを突き刺した。川村は同38分にも先制点を決めており、これが2ゴール目。後半途中に退場者を出し、10人となっていたチームに勝ち点3をもたらしていた。

 目の覚めるようなスーパーゴールにJリーグ選考委員も驚嘆。「角度のないところから正確なキックで決め切った。見る者を驚愕させるゴール」(宮本恒靖委員)、「GKのポジションを見てからの超ロングシュート。おそらく最長距離からのゴール。キックの正確性とパワーが素晴らしい」(柱谷幸一委員)、「見る者の度肝を抜く超絶ロングショット。距離にして約60メートル。優れた決断力、キック精度、シュートの破壊力、どれを取っても文句なしのゴラッソだった」(北條聡委員)と絶賛の言葉が寄せられた。

 川村はJリーグ公式サイトを通じて「ゴールシーンを振り返ると、ドウグラス ヴィエイラ選手からパスを受けた時に前と横を見たら味方が誰もおらず、さらにゴールがガラ空きでした。距離はありましたが、左足のキック精度に自信があったので絶対に入ると思って打ちました。その試合では一人少ない苦しい状況だったので、勝利に繋がるゴールを決められて嬉しかったです」とコメント。また「ロングシュートでのゴールと言えば、青山敏弘選手。今から10年前、青山選手が同じく60mぐらいのスーパーロングシュートを横浜FM戦で決めました。当時、中学生の僕はエディオンスタジアム広島で観戦しており、『いつかこのスタジアムで同じロングシュートを決めたい』と目標の一つにしていました。10年後にその思いが叶い、本当に嬉しく思っています」と述べ、2012年に5月に青山が決めたスーパーロング弾に自身の姿を重ねた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP