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逃げ切れなかった札幌、浦和に追い付かれてドロー…残留決定は次節以降に持ち越し

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浦和と札幌の一戦はドロー決着

[10.12 J1リーグ第27節 浦和 1-1 札幌 埼玉]

 J1リーグは12日、延期となっていた第27節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ北海道コンサドーレ札幌が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半26分にMFルーカス・フェルナンデスの得点で札幌が先制するも、後半44分にDFアレクサンダー・ショルツのPKで浦和が追い付き、1-1のドローに終わった。

 ホーム浦和は8日の第32節鳥栖戦(○2-1)から先発の入れ替えはなく、同試合と同じ11人を先発起用。一方、勝利すればJ1残留が決まる札幌は第32節福岡戦(●1-2)から先発4人を入れ替え、MF小柏剛、MF高嶺朋樹、MF荒野拓馬、DF菅大輝らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半31分にゴールを脅かしたのは札幌だった。左サイドからL・フェルナンデスが送ったパスをPA内で受けたMF青木亮太が寄せてくる相手を巧みにかわしてフィニッシュ。しかし、右足から放たれたシュートは好反応を見せたGK西川周作に右手1本で阻まれてしまった。

 前半36分には浦和が好機を生み出すが、MF岩尾憲のパスからPA内に走り込んだFWキャスパー・ユンカーが狙ったループ気味のシュートは枠を捉えることができず。0-0のまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 後半に入ると、同12分に浦和。左サイドからユンカー、DF大畑歩夢とつないだボールからPA内右でフリーとなったFWブライアン・リンセンが右足ダイレクトで合わせるも、シュートは枠外に外れてしまう。同18分には浦和ベンチが動き、ユンカーに代わってFW松尾佑介がピッチへと送り込まれた。

 しかし、後半25分に試合を動かしたのは札幌だった。左サイドでボールを呼び込んだL・フェルナンデスが、対面するDF酒井宏樹との駆け引きを制し、わずかな隙を突いて右足で狙う。美しい放物線を描いたシュートは鮮やかにゴールネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 その後、浦和が反撃に出るが、後半30分の松尾のシュートがポストを叩くなど、チャンスを生かし切れず。しかし、同40分、右サイドから切れ込んだMF大久保智明のシュートがDF福森晃斗のハンドを誘ってPKを獲得。キッカーを務めたDFアレクサンダー・ショルツがきっちりと沈め、浦和が1-1のドローに持ち込んだ。勝ち点1の上積みにとどまった札幌の残留決定は、次節以降に持ち越しとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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