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1年でのJ1復帰を目指す横浜FC、“ONODERAスタジアム”建設案を横浜市に提出「2万人規模」「新たなランドマーク」

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 横浜FCは14日、親会社である株式会社ONODERA GROUPが、三ツ沢公園再整備構想案における新スタジアム計画について、横浜市に対して提出した案を発表した。

 クラブによると、今回の提案は、横浜市が6月1日付で発表した「三ツ沢公園球技場を含む公園の再整備に向けた基本的な考え方(案)」に賛同するもので、この構想における新球技場建設計画について、ONODERA GROUPが建設を行い、横浜市に寄贈することを提示したという。

 なお、寄贈後の条件としては、「新スタジアムの施設名称を『ONODERAスタジアム』とすること」「60年間の管理運営をONODERA GROUP又は子会社が行うこと」「管理運営期間中の使用料・賃貸料を無償とすること」とし、横浜FCの新たなホームスタジアムとして活用したい旨を横浜市に伝え、今後協議していく予定だという。

 そうしたうえで、クラブは今回の発表に際し、新スタジアム建設への思いを伝えている。

「横浜FCがクラブ発足当初からホームスタジアムとしている三ツ沢公園球技場(ニッパツ三ツ沢球技場)は、建設から59年が経過して老朽化が進んでいることに加え、Jリーグのスタジアム基準を満たしていないことや、バリアフリー化が不十分であること、大規模改修も困難であること等が指摘されていました。

 新スタジアムは2万人規模を想定しており、Jリーグをはじめとするプロスポーツの興行基準を満たすのはもちろんのこと、市民の皆様や三ツ沢公園に訪れるたくさんの方々に喜んでいただける施設となるよう、地域活性化・憩いの場・健康増進の場としてのコミュニティ機能を持ち、横浜の新たなランドマークとなる施設として計画する予定です」

 横浜FCは今季残り2試合で現在J2リーグ2位。1年でのJ1復帰を目指し、16日にホームでツエーゲン金沢と対戦する。クラブは新スタジアム建設について、「具体的な計画内容、事業費およびスケジュール等については、現時点では未定ですが、横浜市と協議のうえで検討を進め、今後の計画進捗に応じて、随時情報発信を行ってまいります」と伝え、「今後も、三ツ沢を本拠地とし、地元・横浜に深く根差したクラブとして、さらなる飛躍を期してまいります」とコメントしている。

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