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千葉は2-1逆転勝利も、J1参入PO圏進出の可能性が消滅…琉球はJ3自動降格圏の21位以下が決定

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[10.16 J2第41節 千葉 2-1 琉球 フクアリ]

 J2リーグは16日、各地で第41節を開催した。10位ジェフユナイテッド千葉はホームで21位FC琉球と対戦し、2-1で逆転勝利。敗れた琉球は、J3自動降格圏の21位以下が決定した。J3の上位2チームにJ2クラブライセンスが交付された場合、降格となる。

 2022シーズンも残り2試合となったJ2リーグ。千葉はJ1参入プレーオフ出場に向け、2連勝が絶対条件となっている。一方の琉球は、J2残留へ勝ち点6が必須。その上で、20位・ザスパクサツ群馬の試合結果に左右される。

 互いに勝たなければならない一戦。試合は前半17分にアウェーの琉球が動かした。左サイドでボールを受けたDF福村貴幸がゴール前にクロスを送ると、走り込んだFW野田隆之介がヘディング弾。叩き込むようにゴールネットを揺らした。

 勝利に2点が必要となった千葉は前半20分にアクシデント。MF米倉恒貴が負傷により、プレー続行不可能に。MF末吉塁がピッチへ送り込まれた。その後は、一進一退の攻防となるも、互いにゴールが遠い。それでも、前半終了間際に千葉が追い付いた。

 前半アディショナルタイム1分、DF田邉秀斗がドリブルで左サイドを持ち上がると、ゴール前に入れたグラウンダーのクロスがMF高木俊幸に繋がる。高木は、2タッチ目で後ろ向きにパス。最後はMF熊谷アンドリューがゴール右隅に豪快に決めて同点とし、前半を折り返した。

 迎えた後半は、千葉ペースで試合が進むと、後半2分には高木が遠めから狙う。しかし、シュートは枠の外。逆転ゴールとはならない。同21分には、ペナルティーエリア内左でボールを受けたMF見木友哉がシュートを放つも、枠を捉えることができない。

 それでも、千葉は最後まで主導権を握ると、試合終盤に追加点を挙げた。後半41分、コナーキックの守備からカウンターを仕掛けると、ハーフラインを越えてすぐにボールを受けたFWチアゴ・デ・レオンソが自らドリブルで前進。ボックス内に入ると、右足のアウトで冷静に流し込んだ。

 試合終了間際の逆転ゴールで千葉が2-1で勝利。琉球は同節で群馬が勝利したため、最終節を残して21位以下が決定した。また、J1参入PO圏(3位から6位)を目指していた千葉(58)だが、同節で山形が勝利し、最終節で6位・山形(61)と7位・徳島(59)が当たるため、可能性が消滅。今季のJ1昇格は叶わなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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