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“自動降格圏決定”の琉球が意地の21位フィニッシュ!! 敗れた大分はPOホーム開催ならず

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[10.23 J2第42節 琉球 1-0 大分 タピスタ]

 J2リーグは23日、最終第42節を各地で行い、21位のFC琉球が5位の大分トリニータに1-0で勝利した。琉球はすでに自動降格圏21位以下が確定していたが、J3からJ2昇格組のライセンス取得状況次第で残留の望みがある21位を死守。一方、すでにJ1参入プレーオフ出場権を得ている大分はPOのホーム開催権が得られる4位浮上のチャンスもあったが、5位で足踏みとなった。

 試合は前半11分に動いた。琉球はDF李栄直の浮き球フィードにMFケルヴィンが抜け出し、一度は大分DFペレイラにボールを奪われたが、足を滑らせた相手のスキを突いて再奪取。左足でインスイングのクロスを送り込むと、ファーサイドに飛び込んだFW清武功暉が頭で押し込み、先制に成功した。

 一方の大分はシステムの優位を活かしたサイドを起点に攻撃を模索するも、琉球の激しいプレッシングに苦しみ、MF野村直輝の決定機がGKダニー・カルバハルに阻まれるなどゴールは遠い。琉球も前半45分、琉球はMF池田廉の浮き球パスをFW野田隆之介が胸トラップで収め、ボレーで狙ったが、枠を外れて追加点とはならなかった。

 後半は大分がボールを握る時間が長くなったが、琉球が鬼気迫る守備を継続。後半アディショナルタイム、大分はMF下田北斗の左CKにFW渡邉新太が合わせてゴールを破ったかと思われたが、エリア内のファウルでゴールが認められず、そのままタイムアップを迎えた。

 他会場では4位の熊本が横浜FCに敗れたため、5位の大分は引き分け以上でプレーオフのホーム開催の条件が揃っていたが、2連敗でレギュラーシーズンを終えた。一方、琉球は意地の21位フィニッシュ。J3上位2チームのいずれかにJ2ライセンスが交付されなかった場合、来季のJ2残留が決まる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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