名古屋グランパスは28日、ドーピング違反の疑いで活動が停止となっているポーランド代表FWシュヴィルツォク(29)について、アジアサッカー連盟(AFC)が下した処分を発表した。

　シュヴィルツォクは、昨年10月17日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ(韓国)戦後に実施されたドーピング検査で、採取された検体(A検体)から禁止物質が検出。同12月9日にAFCよりサッカー関連の活動停止が発表されていた。

　これを受け、クラブは同時に採取された別の検体(B検体)での再分析を要請。しかし、今回の発表によると、こちらからも禁止されている物質が検出されたという。

　これらの結果からAFCは、「すべてのサッカー関連活動(国内および国際試合、親善試合、公式戦を含む)に関し、4年間の活動禁止処分とする。当該活動禁止期間は、同選手に対し暫定処分が決定された2021年12月9日から起算するものとする」と発表。クラブは、シュヴィルツォクとの契約について、弁護士を通じて同選手と協議中だとしている。

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