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連敗の鬱憤晴らす値千金2ゴール!! 横浜FMエウベル「チームが僕に自信をもたらしてくれる」

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チームメートに祝福される横浜F・マリノスFWエウベル

[10.29 J1第33節 横浜FM 4-1 浦和 日産ス]

 直近4試合ゴールから遠ざかっていた横浜F・マリノスFWエウベルが、優勝のかかった試合で2ゴールの大活躍を見せた。他会場で2位の川崎Fも勝利したため、今節での優勝決定はお預けとなったが、3年ぶりのJリーグ制覇に王手。試合後にはすでに次の試合を見据え「今日みたいなパフォーマンスを次の試合でも見せることができれば勝てる」と自信を示した。

 エウベルは浦和戦の前半17分、MF水沼宏太のシュートのこぼれ球に反応し、先制ゴールを押し込むと、同37分には強引なカットインシュートでGK西川周作を強襲し、そこからFWアンデルソン・ロペスが追加点。後半12分にはスピードに乗った中央突破から落ち着いてシュートを流し込み、試合を決定づける3ゴールを導いた。

 横浜FMは前々節のG大阪戦(●0-2)、前節の磐田戦(●0-1)でまさかの2連続シャットアウト負けを喫しており、鬱憤を一気に晴らすような大活躍。それでもエウベルは「チーム全体が僕を頼りにしてくれて、僕に自信をもたらしてくれるからこそ、ノビノビと自信を持ってプレーできるし、このパフォーマンスにつながっている」と謙虚に感謝を語った。

 横浜FMは11月5日の最終節でヴィッセル神戸に勝利すれば、自力での優勝が決まる。「本当はもっと前にタイトルを決めたかったけど、まだわれわれ次第で勝てばタイトルを得られる。こうして最後の1試合で優勝が決まるのはJリーグとしては盛り上がるはず」。目線を1週間後に向けたエウベルは「今日のようなパフォーマンスを最後の試合でチーム全体と見せてタイトルを取りたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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