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福岡のJ1残留が決定! 浦和に先制許すも、フアンマ弾でドローに持ち込む

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[11.5 J1第34節 浦和 1-1 福岡 埼玉]

 J1リーグは5日、各地で最終節を開催した。埼玉スタジアムでは、8位浦和レッズと14位アビスパ福岡が対戦。1-1で引き分けた。

 10月31日にリカルド・ロドリゲス監督の退任を発表した浦和。ホーム最終戦、そして指揮官の最後を勝利で飾りたい。一方の福岡は、残留を確定させるべく勝利が必須。3連勝を目指した。

 試合立ち上がりからボールを握ったのはホームの浦和。最終ラインから丁寧に組み立てると、前線が流動的に動いて福岡の守備網に穴を開ける。ただ、決定打に欠けて1点が遠い。福岡はFWフアンマ・デルガドをターゲットに力強い攻撃を展開。遠めから積極的にシュートを放ったが、枠を捉えることができない。

 浦和は前半28分、左サイドを駆け上がったMF大久保智明のクロスにMF小泉佳穂がヘディングシュート。ただ、ここは福岡のGK村上昌謙が立ちはだかった。押し込む浦和に対して耐える福岡。試合はスコアレスで前半を折り返した。

 すると、後半6分に試合が動く。ラインが低くなった福岡に対し、浦和のDF岩波拓也が遠めからミドルシュート。無回転のボールがクロスバーを叩き、そのままゴールへと吸い込まれた。2点を追う展開となった福岡。それでも、すぐさま試合を振り出しに戻す。後半15分、右サイドでボールを受けたMF湯澤聖人のクロスをフアンマが流し込むようにヘディング。シュートは浦和GK西川周作の手をかすめてゴールに決まった。

 勝利を目指し1点を追う浦和は後半30分、DF馬渡和彰が豪快なミドルシュート。しかし、ゴール右を狙ったシュートは、僅かに外に逸れた。同39分には、FW松尾佑介が積極的に狙うもシュートは村上の正面。なかなか勝ち越し弾が奪えない。試合は1-1のままタイムアップ。浦和は9位、福岡は14位で2022シーズンを終えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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