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W杯落選のFW大迫勇也、バックアップメンバー打診を辞退していた「誰かの怪我を祈るなんてしたくない」

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ヴィッセル神戸FW大迫勇也

[11.5 J1第34節 神戸 1-3 横浜FM ノエスタ]

 カタールW杯の日本代表メンバーから落選したヴィッセル神戸FW大迫勇也が5日のJ1最終節終了後、報道陣の取材に応じ、バックアップメンバーとしてのW杯帯同を断っていたと明かした。

 大迫によると、日本サッカー協会(JFA)からバックアップメンバーの打診があったのはメンバー発表の翌日。断ったのは「人の不幸を喜びたくない」ことが理由だったという。

 日本代表では現在、負傷者が続出しており、同じ前線のポジションでもFW浅野拓磨(ボーフム)が長期離脱中。過去2大会を経験している大迫が帯同するとなれば、代役の不安は一掃される。それでも大迫は打診を辞退。「バックアップメンバーに入って誰かの怪我を祈るなんてしたくないじゃないですか。選ばれた選手がやるべきだと思うし、僕は見る側として応援したい」と思いを語った。

 カタールW杯に臨む日本代表に向けては「勝ってほしい。日本のために頑張ってほしい」とエールも送った大迫。自らはW杯後の代表復帰を果たすべく「オフはゆっくり休んで、もう一回身体を整えてまた鍛えていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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