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契約満了のG大阪MF小野瀬がサポーターの前であいさつ「最後にこういう形で終われてよかった」

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[11.19 親善試合 G大阪2-1フランクフルト パナスタ]

 試合後、契約満了により今季限りでチームを離れるMF小野瀬康介とGK加藤大智がサポーターの前でマイクを手に取り、最後のあいさつを行った。

 あいさつを行う提案は昨日あったという。「感極まりそうになったけど…。危なかった。クラップ?レザー(コート)で全然(腕が)開けなくて、大変でした」。そう言って笑みを浮かべた小野瀬は、「最後にこういう形で終われてよかった」と感慨に浸った。

 18年夏にJ2のレノファ山口FCから完全移籍で加入。自身初のJ1クラブへの加入だったが、いきなりレギュラーの座を掴むと、残留争いをしていたチームを救う大活躍。「いろいろ経験できた。ガンバに来て名前も知ってもらえた。濃い5年だった」。J1の5シーズンで通算102試合13得点と残した数字も立派だが、何よりプレーのインパクトでサポーターの心を掴んでいた。

 来季以降もG大阪でのプレーを希望していたようだが、契約満了は今月16日に発表になった。「突然ゼロ円と言われた時は準備していなかったけど、こうやってゼロ円提示されたことで、ガンバを出る勇気が持てたと思えるほど、来年頑張ろうと思います」。あいさつでも「対戦相手としてここに戻ってこられるように、エージェントに移籍先を探してもらいます」と気丈に振舞った小野瀬。この判断の評価は、来季G大阪の脅威になることで下してみせる。


(取材・文 児玉幸洋)
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