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広島DF野上結貴が名古屋に完全移籍!広島を通じて長文で思い出を振り返る

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 名古屋グランパスは2日、サンフレッチェ広島からDF野上結貴(31)を完全移籍で獲得したと発表した。

 野上は桐蔭横浜大から12年に横浜FCに入団。16年夏の移籍で広島に加入し、J1リーグデビュー。今季まで6年半在籍し、J1通算183試合3得点を記録。今季も25試合(1得点)を記録していた。

 クラブを通じ「早くチームに馴れ、名古屋グランパスに貢献したいですし、ファミリーの皆さんに"加入してくれて良かった"と思ってもらえるよう、日々のトレーニングから頑張ります。よろしくお願いします」とコメント。

 広島を通じては多くの思い出を長文で振り返っている。

「このたび、名古屋グランパスに移籍することを決断しました。皆さんの前で報告できず、申し訳ないです。

 広島にきて6年半のことを振り返ると色々なことを思い出します。優勝カップを手にしたく、この広島を選び、期待と覚悟を持って来ました。見知らぬ土地、知り合いもいない最初の年に一気に白髪だらけになったこと。森崎兄弟からのメッセージの入った手紙付きのパスに驚かされたこと。残留争い、優勝争い。そして今年、ルヴァンカップを獲った10月22日(土)のことは一生忘れることはないです。書きたいこと、伝えたいことがあり過ぎて…。

 時間が経つにつれ、人見知りの僕が広島のチームの雰囲気の良さ、広島の人の優しさ、温かさに触れ、馴染むことができ、家族みんなが大好きな場所となりました。このチームはここ数年の苦しい時期を乗り越え、これから新スタジアムに向けて最高の監督、スタッフ、メディカル、尊敬するベテラン、期待の若手、そして素晴らしいファミリー達と共に飛躍していくと思います。そんなサンフレッチェを応援しています。不安は僕がいない柴崎軍団くらいですね(笑)

 僕はまた新しい場所で期待と覚悟を持ってチャレンジする決断をしました。変わらず応援していただけると嬉しいです。長くなりましたが、本当にありがとうございました。ガミ」

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