ヴァンフォーレ甲府は12日、FC東京MF品田愛斗(23)を期限付き移籍で獲得したことを発表。また、大宮アルディージャから期限付き移籍をしていたMF石川俊輝(31)のレンタル満了も伝えている。

　品田はFC東京の育成組織出身で、2016年、17年の2種登録を経て、18年にトップ昇格を果たした。20年からJ1リーグで本格的にプレーをするが、22年はJ1リーグ2試合の出場のみとなっていた。

　FC東京の公式サイトを通じ、品田は「FC東京で過ごしたこの5年間は難しい時間の方が多かったですが、どんな時も応援していただき感謝しています!強い覚悟を持って結果にこだわって、必ず成長して帰ってきます! 少しでも気にかけてもらえたら嬉しいです。応援よろしくお願いします」とコメントした。

　また、甲府の公式サイトでは「天皇杯決勝を見て、ヴァンフォーレ甲府のファン、サポーターのみなさんは物凄く熱いなという印象を受けました!甲府の勝利のために自分の力を全て出し、みなさんを熱狂させられるように頑張ります!」と意気込みを語った。

　甲府は石川のレンタル満了も発表した。石川は22年に大宮からレンタル移籍。J2リーグに28試合出場し、天皇杯では5試合に出場して初優勝に貢献した。

　甲府の公式サイトで、石川は「J1昇格を期待していただいた中で、なかなか勝てず苦しいシーズンになってしまい申し訳ありませんでした。ファン、サポーターの皆さんはそんな辛い時でもいつも後押ししてくださり、特に天皇杯決勝では素晴らしい雰囲気を作っていただき、共に闘ってくれていると感じながらプレーできたことが優勝に繋がりました」と感謝を伝える。「この素晴らしい経験は僕の一生の財産です。とても過ごしやすかった山梨を離れるのは名残惜しいです。短い間でしたがありがとうございました!」と別れを惜しんだ。

　大宮の公式サイトでは「大宮アルディージャにかかわるすべての皆さま、来シーズン再び大宮アルディージャでプレーさせていただくことになりました! 皆さまと喜びを分かち合いながら、『寝ても大宮』をたくさん歌えるように頑張ります! 応援よろしくお願いします!」と再会の喜びを伝えた。

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