beacon

元日本代表MF藤本淳吾が現役引退…清水、名古屋、相模原などでプレー「ここまで走り続けることが出来ました」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF藤本淳吾

 SC相模原は27日、元日本代表MF藤本淳吾(38)の現役引退を発表した。

 藤本は桐光学園高を経て、筑波大に進学。卒業後は2006年から清水エスパルスに加入した。07年には日本代表にも招集され、11年にはアジアカップにも出場。その後は名古屋グランパス、横浜F・マリノス、ガンバ大阪、京都サンガF.C.でプレー。20年夏に相模原に加入していた。

 J1では328試合54得点、J2は40試合7得点、J3は49試合6得点を記録。日本代表のキャップ数は13試合1得点だった。

 相模原では2シーズンをプレーしたが、22シーズンで契約満了に。さらにシーズン終盤には肉離れの負傷をしていた。藤本は所属事務所のSNSを通じて、「私、藤本淳吾はこの度引退する事を決意いたしました」と語っている。

「思い返せば、物心がついた時にはもうサッカーをしており、プロになってからは17年が経ちました」

「名古屋グランパスに在籍していた時に応援してくれていた小学生のサポーターが、成長して免許を取り、今年はお母さんを乗せてSC相模原の試合へ応援に来てくれました。その出来事はとても嬉しく、また、17年の長さと短さを実感しました」

「プロ2年目の時に生まれた長男はもう高校生になります。あと3年待てば、もしかしたら一緒に試合ができるのではという期待もありました。ですが、『あと3年足りなかった』ではなく、『17年ものあいだ、プロサッカー選手として多くの子供達に影響を与えられたのではないか』と考えるようにしたいと思います」

「良い時もあり、同じように挫折や苦悩の時もありましたが、本当に多くの方々の支えがあったからこそ、ここまで走り続けることが出来ました。多くの声援を送って頂き、本当にありがとうございました」

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP