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イニエスタ「未来のことより今に集中」神戸との契約ラストイヤー

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MFアンドレス・イニエスタとFW城後寿(福岡)

 ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが14日、Jリーグ開幕前のキックオフカンファレンスに出席し、残留争いを演じた昨季からの巻き返しを誓った。

 神戸は昨季、シーズン中盤戦まで下位に低迷。夏に獲得したFW大迫勇也らの活躍もあって最後は13位でフィニッシュしたが、イニエスタは「今季は昨季の経験をチームとして学び取らないといけない」と強調し、次のように続けた。

「謙虚な気持ちで目の前の試合に挑むこと、1試合1試合を戦っていく中、それを通して大きなものを成し遂げていくという謙虚な姿勢でやらないといけない。そうした形で素晴らしいシーズンにしないといけない。サッカーも人生も与えられるものはない。得るものを勝ち取っていかないといけない。そういう姿勢を見せられれば」

 18日の開幕節ではアビスパ福岡との対戦。「難しい相手、簡単にやらせてくれない相手。こちらが忍耐を持たなければならず、決定力も問われる。あまりチャンスを作らせてもらえない印象がある」と警戒を示したイニエスタは「ベストな状態で挑めることが勝ち点3のために重要になる」と述べつつ、「できるだけ早く良いコンディションでチームに戻れるように練習している」と自身の出場にも意欲を示した。

 また38歳のイニエスタにとっては今季が契約最終年。もっとも去就については「自分は未来のことより今に集中している。目の前にあるシーズン開幕に最大限集中しているし、ベストの状態で挑めるように集中している。シーズンを戦う中でチームがどこまで行けるか、どうシーズンを終えるかをまた考えていきたい。未来がどうなるかはその場その場で考えていきたい」と述べるにとどめた。

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