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優勝争いの序章となるか…J30周年の開幕戦に臨む川崎Fと横浜FM、鬼木監督「謙虚かつ強気に」マスカット監督「いい準備できた」

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Jリーグ開幕戦で川崎Fと横浜FMが対戦

 昨シーズンは最終節まで優勝を争った川崎フロンターレ横浜F・マリノスが、今シーズンの開幕戦で相まみえる。14日のJリーグキックオフカンファレンスに両指揮官と代表選手が登場。鬼木達監督は「2023年の開幕戦を戦えることを嬉しく思っております。Jリーグを盛り上げる意味でも、とにかく熱いゲームをしたい」。J1王者・横浜FMのケヴィン・マスカット監督は「自分たちもいいパフォーマンスをして、エキサイティングなゲームをやっていきたい」と意気込んだ。

 2022シーズンは最終節まで優勝争いがもつれ込み、横浜FMが3年ぶりの頂点に立った。しかし連覇を目指す中、DF岩田智輝や仲川輝人ら主力が移籍。マスカット監督は「オフシーズンの中で本当にチャレンジな部分があった」とその苦労をほのめかす。一方で「そういうチャレンジの部分があったとしても、きょうまでいい準備ができた。2、3年いる選手の成長、新加入選手の加入で、より成長が見えてくる」と現有戦力にも自信を見せた。

 3連覇の夢を閉ざされ、再びチャレンジャーとして臨む川崎Fは、17日金曜の開幕戦で王者と対戦する。鬼木監督は「Jリーグを盛り上げる意味でも、最後まで優勝争いをしたという意味でも嬉しく思う」と初っ端の大一番を歓迎。「注目を浴びるゲームですし、金曜日には1試合しかない。Jリーグを引っ張っていきたいという思いもある。自分たちはチャレンジャーという立場なので、謙虚になおかつ強気にゲームをしていきたい」と目を光らせた。

 30周年を迎えたJリーグを代表する2チームだ。鬼木監督はその責任を語る。「自分はJリーグ元年から選手としていますので感慨深い。世界に負けないようなエキサイティングなゲームをすること、それがJリーグの今後の発展につながる」。そのためにも再び最前線で牽引するクラブになっていく。「小さい子たちも、Jリーグを見てサッカー選手になりたい、Jリーグ面白いと思っていけるような、引っ張っていけるような存在になりたい」と力を込めた。

 21シーズン途中から横浜FMを指揮するマスカット監督も「どれだけ特別なことかは感じております」と30周年への敬意を口にする。一方で、Jリーグをアジア各国の中でも抜きんでた存在と称えつつ、「過去を見るのではなくとにかく未来を見ること」も説く。「アジア以外のリーグを参考に見ていくことも大事。たとえばJリーグをひとつの商品とすれば、監督、コーチ、選手に責任がある。クラブとしてどれだけその商品を良くさせていかないといけないか」とさらなる発展への意見も語った。

 その意味では、華のある選手は必須。この会見に出席した川崎F小林悠と横浜FM宮市亮は、怪我からの復帰を目指している。現状を問われると、左足指を骨折している小林は「いまのところは順調。来週にレントゲンなど撮って、骨がついていれば走り始められる」と説明。右膝前十字靱帯断裂の宮市は、すでに部分合流済みもゴールは設定せず。「一日一日、自分ができることをやっていった先にそういうことが見えてくる。日々がんばっていきたい」と焦らず治癒させていることを明かした。

(取材・文 石川祐介)
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