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サポーターの“共闘”に感謝、横浜FM喜田拓也は次節ホーム開幕戦の奮闘誓う「何もさせる気はない」

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MF喜田拓也

[2.17 J1第1節 川崎F 1-2 横浜FM 等々力]

 J1王者が連覇に向けて好発進を切った。横浜F・マリノスは敵地での開幕戦で川崎フロンターレに2-1の勝利。声出し解禁でゴール裏からエールを送ったサポーターに、MF喜田拓也は「ここはアウェーなのかという感じ。非常に心強かった」と感謝を口にした。

 昨季の3年ぶり優勝から再び長い戦いが始まった。相手は昨季の最後まで優勝を争った川崎F。しかし前半4分に先制ゴールを挙げると、前半にもう一点を追加して試合を有利に運ぶ。後半は一転して川崎Fにペースを奪われるが、「チーム全員の勝利への執念が出た」(喜田)。リードを守り切り、開幕戦で白星を手にした。

 開幕戦で課題も見えた。川崎Fにボールを握られる時間は徐々に長くなり、一方で横浜FMは守備に奔走する時間が増えた。喜田は「握り返して圧し返す、というところが次の成長への段階」と言及。「勝っても負けても成長できるところは絶対にある。そこは冷静に成長につなげていきたい」を前を向いた。

 25日の次節はホームで浦和レッズと対戦する。今節は敵地ながらサポーターの圧倒的な声援が等々力競技場を何度も包み込んだ。「皆さん楽しみな気持ちもそうなんですけど、勝ちたいという気持ちを感じた。文字通り一緒に戦ってくれた。次はホームで自分たちの家ですので。何もさせる気はないですし、また彼らに勝利を届けられれば」。力強く連勝を誓った。

(取材・文 石川祐介)
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