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新戦力パトリッキが決勝点!! 福岡をホームに迎えた神戸、虎の子の1点を守り抜いて白星発進

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ヴィッセル神戸が完封勝利

[2.18 J1リーグ第1節 神戸 1-0 福岡 ノエスタ]

 J1リーグは18日、第1節を開催し、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸アビスパ福岡が対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半25分にFWジェアン・パトリッキが決勝ゴールを奪い、神戸は1-0の完封勝利を収めた。

 ホームの神戸は移籍加入組のMF井出遥也(←東京V)、MF齊藤未月(←G大阪)、DF本多勇喜(←京都)らを先発起用。一方の福岡は新戦力のMF紺野和也(←FC東京)や、6年ぶりに復帰したDF亀川諒史(←横浜FC)らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半16分にゴールを脅かしたのは神戸。高い位置でボール奪取を成功させた齋藤が中央に持ち出してミドルレンジから右足を振り抜く。弾道の低い鋭いシュートはゴールマウスを捉えたものの、GK村上昌謙に阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 さらに前半23分には最終ラインの本多が送ったロングフィードから抜け出したFW大迫勇也がPA内まで持ち込んで右足でフィニッシュ。しかし、シュートはわずかにゴール左に外れてしまう。同27分には福岡。右サイドを突破した紺野がクロスを送ると、ファーサイドのルキアンが落とし、PA内の亀川が狙う。しかし、シュートはGK前川黛也の守備範囲に飛んでしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同12分に神戸ベンチが動き、MF佐々木大樹を投入。同18分にはCKの流れから神戸がゴールを脅かすが、こぼれ球に反応したMF汰木康也の枠を捉えた強烈なシュートはコース上にいたDF奈良竜樹のヘディングに阻まれる。さらに同24分には大迫の落としからDF酒井高徳が狙ったシュートが横っ飛びした村上に弾き出されるなど、なかなか福岡ゴールをこじ開けられない。

 しかし、後半25分、右サイドから佐々木が送ったクロスの流れから、PA内でボールを拾ったパトリッキが右足でねじ込み、神戸が先制に成功。今季、C大阪から加入したパトリッキにとって嬉しい移籍後初ゴールとなった。

 1点のビハインドを背負った福岡は後半32分、FW佐藤凌我、MF井手口陽介、DF三國ケネディエブスの3枚を一気に投入して状況を打開しようと試みる。しかし、最後まで福岡に同点ゴールは生まれず。逃げ切った神戸が1-0の完封勝利で白星発進を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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