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C大阪、12年超ぶり復帰香川投入から勝ち越しも…6年ぶりJ1の新潟が追いつきドロー決着

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新潟が追いついてC大阪と引き分けた

[2.18 J1第1節 C大阪2-2新潟 ヨドコウ]

 セレッソ大阪のホームで行ったアルビレックス新潟との今季開幕戦は、2-2の引き分けに終わった。

 昨季J1で5位だったC大阪と、6年ぶりにJ1の舞台に帰ってきた新潟の対戦。C大阪は横浜FMから加入したFWレオ・セアラが、18歳FW北野颯太と2トップで先発。福岡から加入したMFジョルディ・クルークスも右MFで先発出場した。注目の12年半ぶり復帰となったMF香川真司はベンチからのスタートになった。

 対する新潟は先発11人のうち5人がJ1初出場。しかし新戦力の先発はなく、ベテランDF千葉和彦はJ1通算350試合出場の節目を迎えることになった。今季よりC大阪から移籍してきたDF新井直人もベンチ入り。試合前にアナウンスされると、C大阪のサポーターからも大きな拍手が送られた。

 互いにチャンスを作る前半になった。前半5分のMF島田譲のミドルなどでC大阪ゴールに迫っていた新潟は前半22分、センターサークル付近からのFW谷口海斗のパスで前を向いたMF伊藤涼太郎がドリブルでエリア内に持ち込む。そしてリターンとなった横パスに走り込んだ谷口が右足で決めきって、新潟が先制に成功した。

 ただC大阪も直後に同点に追いつく。前半27分のDF毎熊晟矢のミドルは惜しくも枠上に外れたが、同28分、右サイドに流れたボールをクルークスが入れ直すと、ファーに詰めたMF為田大貴が頭で合わせて、試合を振り出しに戻す。前半終了間際には北野が強烈ミドルを放って会場を沸かせるが、GK小島亨介がビッグセーブで弾く。前半はタイスコアで折り返すことになった。

 緊張感を保ったまま後半に突入。お互いに交代枠を使わずに入ったが、膠着状態を破るべく、後半20分すぎから交代枠を使いながら試合を進めていくことになる。そしてついに後半26分、C大阪はFWレオ・セアラと交代で香川を投入。J1での出場は、10年5月15日以来、12年279日ぶりとなった。

 すると後半30分、香川が絡んで勝ち越し弾が生まれる。ハーフウェー付近で為田の落としを受けた香川が前線にスルーパス。DF山中亮輔のクロスがこぼれると、MF奥埜博亮が豪快に蹴り込んで、C大阪が逆転に成功する。しかし同35分に新潟は、右CKを合わせた千葉のゴールで同点に追いつく。C大阪は14年、新潟は15年に黒星を喫して以来、開幕戦は負けなしを続けていた両チームの対戦は、ドロー決着となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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