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浦和は開幕2試合不発で連敗…スタートでつまづいたスコルジャ新監督「怒りと失望の気持ちが大きい」

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悔しさをにじませるマチェイ・スコルジャ監督

[2.25 J1第2節 横浜FM 2-0 浦和 日産ス]

 浦和レッズは2試合無得点で開幕2連敗。マチェイ・スコルジャ監督は「まず怒りと失望の気持ちが大きいです」と振り返った。

 スコルジャ監督のJリーグ初陣となった開幕節・FC東京戦は0-2で敗戦。前半は良い形を作ったが、後半は失速してゴールを脅かすことができなかった。

 そして今節は序盤から王者・横浜FMの攻撃を受ける。「前半の立ち上がりでは、ミドルゾーンのプレスでマリノスへのリスペクトが大きすぎると感じた」(スコルジャ監督)。前半18分に失点し、その後は勢いを取り戻したが、ゴールを決め切れずに試合終了間際に2失点目。2試合連続で0-2というスコアに終わった。

 指揮官は「後半立ち上がり20分はよかった」と良い部分を挙げつつ、「でもサッカーでは結局決定力。フィニッシュに持っていかないといけない」と得点不足を指摘。「一番明らかなのがモーベルグの場面。そういったところで決めることができていれば、また違った試合にできたと思います」。開幕2試合を終えて勝ち点はゼロ。「これはかなり悪い状況」と落胆の様子を見せた。

 それでもまだ2試合が終わったのみ。スコルジャ監督も「開幕のときと比較すると、チームが進化したところがある」と前を向く。「今後点を取るようになればイメージが変わってくる。それをセレッソ戦でできると信じている」と期待を寄せた。

 浦和は3月4日の次節、浦和駒場スタジアムでセレッソ大阪と対戦する。

(取材・文 石川祐介)
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