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“二刀流”FW森重陽介デビューの清水は2戦連続無得点…岡山とスコアレスドローで今季初白星ならず

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[2.26 J2第2節 岡山 0-0 清水 Cスタ]

 J2リーグは26日、各地で第2節を開催した。ファジアーノ岡山のホームで行われた清水エスパルスとの一戦は、スコアレスドロー。勝ち点1を分け合った。

 前節、敵地で行われたジュビロ磐田戦(○3-2)で白星発進を切った岡山は、ホーム開幕戦で連勝を目指す。対する清水は、第1節で水戸ホーリーホックと対戦し、スコアレスドロー。今季初白星を狙い、アウェイに乗り込んだ。

 試合は立ち上がりから清水が主導権を握ると、2トップのFWチアゴ・サンタナ、FWディサロ燦シルヴァーノをターゲットに攻撃を展開。ただ、先に決定機を迎えたのは岡山だった。前半19分、左サイドでボールをキープしたMF木村太哉が右足でクロスボールを入れると、MFステファン・ムークが強烈なヘディング弾。しかし、ここは清水のGK権田修一が好反応を見せてゴールを死守した。

 前半30分には清水にチャンス到来。左サイドのDF山原怜音が、ハーフライン付近から前線へボールを入れると、同サイドに流れながらサンタナがキープする。サポートに駆け寄ったMFカルリーニョス・ジュニオが落としを受けてカットインから右足。しかし、シュートは枠を捉えることができなかった。

 攻め込まれる展開も、ゴールを割らせない岡山。すると、前半終了間際に清水ゴールを脅かした。同44分に自陣からフリーキックで長いボールが蹴り込まれると、セカンドボールを拾った木村の落としにムークが右足一閃。シュートは権田の手をかすめてクロスバーを叩いた。

 前半をスコアレスで折り返すと、後半はやや岡山ペースで試合が進む。FW櫻川ソロモンとFWハン・イグォンが前線で存在感を示すと、清水はDF鈴木義宜とDF高橋祐治が体を張って対応。ペナルティーエリア内に押し込まれるも、得点は許さない。

 清水は後半43分にMFホナウドがボックス外から豪快なシュートを放つも、岡山のGK山田大樹が落ち着いてボールを処理。試合終盤にかけて息を吹き返した清水だったが、ゴールが奪えない。得点が欲しい清水は、後半アディショナルタイム7分に日大藤沢高出身のルーキー、198㎝の“二刀流”FW森重陽介を投入。最後までゴールを目指したが1点が遠く、スコアレスでタイムアップを迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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