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水戸はルーキー寺沼がプロ初弾で勝ち越しも…いわきは昨季J3得点王FW有田が同点弾、痛み分けで両者初勝利ならず

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いわきの昨季J3得点王FW有田稜がゴール ※写真は過去のもの

[2.26 J2リーグ第2節 水戸 2-2 いわき Ksスタ]

 J2リーグは26日に第2節を行った。水戸ホーリーホックいわきFCの対戦は、2-2のドロー。両チームともに今季初勝利とはならなかった。

 開幕節は、水戸が清水エスパルスとスコアレスドローで、いわきは藤枝MYFCに2-3の敗戦。ともに今季初勝利を狙う。前半は両者アグレッシブな展開を見せるが、決定機は少なく、0-0のまま後半に折り返した。

 後半9分に均衡が破れる。水戸は敵陣付近で混戦となり、ボールを拾ったMF小原基樹がPA左からクロスを上げる。ファーサイドのFW梅田魁人がダイビングヘッドで押し込み、待望の先制ゴールとなった。

 追いかけるいわきは後半12分、MF永井颯太を投入する。するとその2分後に交代策が的中。MF嵯峨理久のドリブルで流れたボールを、投入直後の永井がPA右から折り返す。FW谷村海那が決め切り、2試合連続ゴールで同点に追いついてみせた。

 水戸は後半15分にFW唐山翔自を、同22分にはMF鵜木郁哉と桐蔭横浜大卒のルーキーFW寺沼星文を投入させる。すると、水戸も交代策が的中する。23分、センターサークル付近からカウンターをスタート。ボールを運ぶ唐山から最前線にパスが出ると、寺沼がそのままPA内に入り込み、シュートを決め切る。プロ初ゴールで勝ち越しに成功した。

 だが、いわきも再び同点に追いつく。後半29分、左サイドのFKを敵陣内ニアサイドのDF遠藤凌が頭で逸らす。ファーサイドに流れたところを、待ち構えるのは昨季J3リーグ得点王FW有田稜。左足ダイレクトボレーはGK山口瑠伊の右手を吹き飛ばし、ゴールに突き刺した。

 試合はそのまま2-2で終了。水戸は3月5日の次節でファジアーノ岡山と、いわきはレノファ山口FCと対戦する。

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