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ゴールこじ開けたのは長沼洋一!! 両守護神が好守連発の一戦、鳥栖が名古屋退けて今季初白星

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サガン鳥栖名古屋グランパスを下して今季初白星

[3.4 J1リーグ第3節 鳥栖 1-0 名古屋 駅スタ]

 J1リーグは4日、第3節を開催し、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖名古屋グランパスが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は後半38分に先制した鳥栖が逃げ切り、1-0の完封勝利で今季初白星を獲得した。

 開幕1分1敗のホーム鳥栖は2月25日の第2節G大阪戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、FW富樫敬真らを先発起用。一方、開幕2連勝を飾り、第2節京都戦(○1-0)でJ1通算450勝を達成したアウェー名古屋は同試合から先発1人を入れ替え、MF野上結貴らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半6分にゴールを脅かしたのはホームの鳥栖だった。CKのこぼれ球を拾ったMF西川潤が右サイドから切れ込んで左足でフィニッシュ。シュートは枠を捉えたものの、好反応を見せたGKランゲラックに阻まれてしまった。

 前半12分には名古屋。PA外でボールを受けたFWキャスパー・ユンカーがミドルレンジから左足で狙う。しかし、鋭いシュートはGK朴一圭に弾き出されてしまう。さらに同32分にはPA内のルーズボールに反応した野上が強烈な右足ボレーを放つが、朴の好セーブに阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 前半44分にはMF藤田直之が強烈なミドルシュートを枠内に飛ばしたものの、ランゲラックが触れたボールはクロスバーを叩く。両守護神の活躍もあり、前半はスコアレスのまま折り返すこととなった。

 0-0のまま後半を迎えると、名古屋は同10分にDF森下龍矢、同30分にFW酒井宣福とMF内田宅哉、鳥栖は同19分にMF菊地泰智、同27分にFW樺山諒乃介とMF小野裕二を投入して状況を打開しようと試みる。

 後半37分にはPA内左から菊地が左足シュートを放つが、ランゲラックにストップされてしまう。しかし、このプレーで得たCKの流れから鳥栖が試合を動かす。同38分、ショートコーナーからMF河原創が送ったクロスをニアサイドのMF長沼洋一が巧みにヘッドで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。2試合連続完封中だった名古屋は今季初失点となった。

 その後、鳥栖に追加点こそ生まれなかったものの、名古屋の反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利。ホームでは昨年8月に開催された第24節磐田戦以来、約7か月ぶりの白星を収めた。一方の名古屋は今季初黒星を喫している。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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