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福岡は試合終盤のルキアン弾で柏を撃破! 2連勝を飾る

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[3.4 J1第3節 福岡 1-0 柏 ベススタ]

 J1リーグは4日、各地で第3節を開催した。アビスパ福岡はホームで柏レイソルと対戦。1-0で勝利し、勝ち点3を積み上げた。

 2023シーズン開幕から1勝1敗の福岡は、ホーム2連戦で2連勝を狙う。一方の柏は、ここまで2引き分け。今季初白星を目指した。

 試合は立ち上がりから柏が攻勢に転じる。前半5分には、自陣ハーフライン付近で相手のボールを奪うと、パスを受けたFWマテウス・サヴィオがドリブルで前進。ピッチ左から斜めに駆け上がるように持ち運ぶと、ペナルティーエリア手前から強烈なシュートを放った。しかし、こちらはGK永石拓海の好セーブに遭い、得点とはならない。同7分には、ゴール前でMF仙頭啓矢がシュートを放つも、DFドウグラス・グローリが体を張ってゴールを死守。福岡は、立て続けのピンチを守備陣が防いだ。

 柏は前半26分に仙頭、同36分にFW細谷真大が遠めからゴールを狙うも、枠を捉えることができない。すると、前半43分には福岡にアクシデント。セルティックから加入後初先発となったMF井手口陽介が、右足首を痛めた様子でプレー続行が不可能となる。中盤での守備が効いていただけに、福岡としては痛手となった。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半は一進一退の攻防となった。互いに交代枠を使いながら、攻撃の活性化を図ると、ゴール前への進出回数が増加。ただ、両チームともに守備陣が高い集中力を見せて得点を許さない。スコアが動かないまま刻一刻と時間が過ぎていった。

 それでも、試合終盤にゴールネットが揺れる。福岡は後半42分、自陣左サイドでボールを受けたMF湯澤聖人が同サイドの前線へボールを入れると、飛び出してきたGK佐々木雅士が空振り。流れたボールにすぐさま反応したFWルキアンがペナルティーエリア内に持ち込むと、戻ってきた佐々木の股下を通すシュートでゴールニアサイドに流し込んだ。

 試合終了間際の得点で先制に成功した福岡。この1点を守り切り、1-0で2連勝を飾っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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