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千葉は2度のビハインド追い付き、勝ち点1奪取! 群馬は今季初勝利ならず

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[3.5 J2第3節 千葉 2-2 群馬 フクアリ]

 J2リーグは5日、各地で第3節を開催した。ジェフユナイテッド千葉のホームで行われたザスパクサツ群馬との一戦は、2-2で引き分けた。

 開幕戦で今季初勝利を挙げた千葉は、前節のモンテディオ山形戦(●1-3)で初黒星。2試合ぶりの勝利を狙って、この一戦に臨んだ。対する群馬は、ここまで1分1敗の未勝利。今季初白星を目指してフクダ電子アリーナに乗り込んだ。

 試合は開始早々にスコアが動いた。群馬は前半4分、右サイド高い位置でスローインを受けたFW長倉幹樹がボール前に切り込むと、グラウンダーのパスは相手のクリアに遭う。それでも、そのこぼれ球をMF天笠泰輝がミドルシュート。当たりそこなったシュートが千葉のGK新井章太のファンブルを誘い、FW武颯が押し込んで先制点を挙げた。

 その後、両チームともに決定機を迎えたが、新井、GK櫛引政敏の両守護神が好セーブでゴールを死守。すると、前半36分にホームの千葉が同点に追い付いた。敵陣ハーフライン付近にいたMF小林祐介から縦パスが入ると、FW小森飛絢がトラップミス。それでも、すぐさまマイボールにしてドリブルで仕掛けると、ペナルティエリア内右から左足でゴールニアサイドに決めて、試合を振り出しに戻した。

 新潟医療福祉大から今季加入した小森の3試合連続となるゴールで同点とした千葉は、そこから攻勢に転じるも追加点とはならない。すると、勝ち越しを狙って攻撃の手を強めた群馬が勝ち越しに成功する。前半アディショナル3分、左サイド高い位置でフリーキックを獲得した群馬は、MF佐藤亮が左足で入れたボールにDF畑尾大翔がヘディング弾。一度はポストに弾かれるも、バウンドしたボールに回転がかかり、ゴールへと吸い込まれていった。

 試合は群馬の1点リードで前半を折り返すと、後半17分に千葉が再び追いつく。自陣深い位置でボールを繋ぐ群馬に対してプレスをかける千葉は、ペナルティエリア左角のところでボールを受けたMF細貝萌のミスを見逃さず、MF椿直起がすぐさま奪取。ゴールを外してパスコースを作っていた櫛引のポジショニングを確認し、枠の右下に流し込んだ。

 終盤にかけて一進一退の攻防となった試合は、互いに追加点を奪えず2-2のままタイムアップ。激闘の末、勝ち点1を分け合っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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