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絶好調・伊藤涼太郎が右足一閃の決勝弾! 新潟が暫定2位浮上、開幕4戦連続で先制許した川崎Fは不発で敗戦

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MF伊藤涼太郎 ※写真は過去のもの

[3.11 J1第4節 新潟1-0川崎F デンカS]

 J1リーグは11日に第4節を行った。アルビレックス新潟川崎フロンターレの対戦は、新潟が1-0で勝利。前半17分のMF伊藤涼太郎のゴールが決勝点となった。

 昇格組の新潟は開幕3試合で1勝2分の無敗をキープ。一方、川崎Fは1勝1敗1分で、さらに守備陣に負傷者が続出する緊急事態に陥っている。

 試合は序盤から互いにチャンスを作る。前半13分、川崎FはDF佐々木旭のクロスが敵陣内でこぼれると、FWマルシーニョがシュート。しかし、ゴール上に外れる。同17分、新潟は伊藤のスルーパスからロングカウンター。MF太田修介がPA内に入るが、GKチョン・ソンリョンの飛び出しに阻まれた。

 川崎Fは前半19分、またしても負傷者が出るアクシデント。MF大島僚太が不調を訴えて途中交代となり、そのままFW遠野大弥が投入された。

 前半22分に均衡が破れる。新潟は左サイドでDF渡邊泰基がプレスからボールを奪い切る。こぼれたところを伊藤が拾うと、カットインから右足一閃。ゴールのニアサイドに鋭い弾道を突き刺し、今季2点目となる先制ゴールを挙げた。川崎Fは開幕4試合連続で先制を許した。

 追いかける川崎Fは得意の形で攻め立てる。前半25分、FW家長昭博が右サイドから中央に折り返し、DF山根視来がPA右にパス。反応したMF脇坂泰斗がボレーでゴールを狙うが、わずかにゴール左外に外れていった。

 前半を0-1で折り返した川崎Fは、ハーフタイムにDF山村和也を下げてDF松長根悠仁を出場させる。松長根は左サイドバックで入り、佐々木が左CBに移動した。新潟は後半からさらに攻勢を強める。伊藤、太田、FW鈴木孝司、MF三戸舜介の連係で何度も川崎Fゴールを脅かした。

 川崎Fは後半17分に2枚替え。脇坂とFW宮代大聖を下げ、MFジョアン・シミッチとFW山田新が入る。布陣を4-3-3から4-2-3-1に変え、ボランチにはMF橘田健人とシミッチを置いた。同23分には右CKからファーサイドのマルシーニョがヘディングシュート。しかし至近距離でGK小島亨介の正面に入り、同点ゴールとはならない。

 前半32分、川崎Fはさらにマルシーニョに代えて、MF瀬川祐輔の投入で攻撃に厚みを加える。しかしその後もチャンスは作れない。最後まで攻め続けた新潟がそのまま1-0で勝利。今季3勝目を挙げ、暫定2位に浮上した。

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