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神戸、今季初黒星で開幕からの連勝ストップ…浦和はMF伊藤敦樹の豪快決勝弾で2連勝

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浦和レッズが完封勝利で2連勝

[3.11 J1リーグ第4節 神戸 0-1 浦和 ノエスタ]

 J1リーグは11日、第4節を開催し、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸浦和レッズが対戦。前半21分に先制した浦和がそのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めて2連勝を飾り、神戸は今季初黒星を喫した。

 唯一の開幕3連勝を飾って首位に立つホームの神戸は4日の第3節G大阪戦(○4-0)から先発1人を入れ替え、DF本多勇喜らを先発起用。一方、前節C大阪戦(○2-1)で今季初白星を収めたアウェーの浦和は同試合から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。

 ともに集中力の高い守備で相手攻撃を封じ込め、簡単には決定機を作らせない時間帯が続く中、前半21分に浦和が試合を動かす。最終ラインのDFマリウス・ホイブラーテンが前線に供給したロングフィードをPA内に走り込んだMF大久保智明がヘディングで落とすと、反応したMF伊藤敦樹が左足で豪快に蹴り込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った神戸は反撃に出たいものの、浦和守備を攻略し切れずにチャンスらしいチャンスを創出できずに前半終了のホイッスルが吹かれた。

 1-0のまま後半を迎えると、同10分に神戸がゴールを脅かす。敵陣でのボール奪取を成功させ、FW大迫勇也がミドルレンジから狙うも、枠を捉えたシュートはGK西川周作に弾き出されてしまう。さらに同13分には大迫のパスを受けたMF汰木康也がPA内まで持ち込んでシュートを放つも、相手に触れてゴール右に外れてしまった。

 神戸が攻勢を強める中、後半16分に浦和ベンチが動き、MFダヴィド・モーベルグに代えてMF関根貴大をピッチへと送り込む。同14分には浦和がゴールに迫るが、MF岩尾憲が蹴り出したCKからホイブラーテンが放ったヘディングシュートは右ポストを叩いて追加点とはいかなかった。

 同点に追い付きたい神戸は後半22分にMF佐々木大樹、同32分にはMF泉柊椰を投入して状況を打開しようと試みる。終盤は圧力をかけ続けた神戸だったが、最後まで浦和ゴールをこじ開けられず。逃げ切った浦和が1-0の完封勝利を収め、神戸の開幕からの連勝は3でストップした。


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データ提供:Opta
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