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京都が木下康介&山田楓喜弾でリーグ戦2連勝!! 湘南は今季初の黒星で3戦未勝利に

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[3.12 J1第4節 湘南 0-2 京都 レモンS]

 J1リーグは12日、各地で第4節を開催した。12位京都サンガF.C.は敵地で8位湘南ベルマーレと対戦。2-0で勝利し、勝ち点3を積み上げた。

 2023シーズン開幕から無敗、3試合ぶりの勝利を目指す湘南と開幕2連敗からの2連勝を狙う京都の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となると、互いに縦への推進力を活かして攻撃を組み立てた。前半19分には湘南に好機到来。右サイドから攻撃を仕掛けると、ペナルティエリア内でボールを受けたFWタリクがシュートを放つも、GK若原智哉が右に目いっぱい体を伸ばして弾き出した。

 京都はFWパトリックをターゲットに攻撃を展開。FW木下康介も相手の脅威となるも、ゴールが遠い。一方の湘南は、MF小野瀬康介がリズムを作ると、エースのFW町野修斗が積極的にゴールに迫ったが、ネットを揺らすには至らない。試合はスコアレスのまま前半を折り返した。

 迎えた後半、先にスコアを動かしたのはアウェイの京都だった。右サイドで相手のボールを奪うと、パスを受けたDF白井康介がクロス。ニアサイドに走り込んだ木下が流し込んで先制点を挙げた。今季水戸ホーリーホックから完全移籍で京都の一員となったた木下は加入後初得点。キャリア初となるJ1リーグでのゴールとなった。

 1点を追う湘南は後半18分、右サイドでコーナーキックを得ると、DF杉岡大暉が蹴り込んだボールにMF山本脩斗がヘディングシュート。GK若原智哉に競り勝つも、枠を捉えることはできなかった。反撃に出たい湘南は同23分に選手交代。MF永木亮太、MF石原広教に代えてDF高橋直也、FW鈴木章斗を投入した。

 京都は後半27分、ディフェンスラインの背後に抜け出した木下がGKソン・ボムグンと一対一を迎えるも、好セーブに遭い、決めきることができない。それでも同29分に追加点を挙げる。カウンターを仕掛ける京都は、左サイドをパトリックが抜け出すと、優しく通したラストパスにFW山田楓喜。ワントラップから左足でゴール左に突き刺してリードを2点に広げた。

 2点ビハインドとなった湘南は後半32分に3枚替え。DF岡本拓也、タリク、MF平岡大陽を下げてDF畑大雅、MF阿部浩之、FW山下敬大を投入。ますは1点を狙いに行く。対する京都は、同42分に試合を閉めに行く選手交代。木下、山田に代えてFW山崎凌吾、FW木村勇大をピッチへ送り込だ。

 試合は2-0のままタイムアップ。京都が敵地で勝ち点3を手にし、2連勝を飾った。湘南は今季初の黒星を喫している。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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