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清水MF松岡大起がブラジル2部クラブへ期限付き移籍「経験した事のない未知の世界に…」

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MF松岡大起

 清水エスパルスは19日、MF松岡大起(21)がグレミオ・ノボリゾンチーノ(ブラジル2部相当)へ期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は、2023年3月22日から同11月30日までとなっている。

 熊本県出身の松岡は、サガン鳥栖U-18在籍の高校3年時にトップ昇格を果たすと、21年の8月に清水へ完全移籍。今季はここまでリーグ戦3試合に先発出場していた。松岡は自身初となる海外移籍に際し、クラブを通じて次のように感謝と意気込みを語っている。

「どんな時も応援してくださり、本当にありがとうございます。この度、海外でチャレンジすることになりました。自分自身、たくさんの方々に支えられて今があると思っています。エスパルスの選手として、開幕直後にチームを離脱する事は、日々苦楽を共にした選手、監督をはじめとするコーチングスタッフ、どんな時も熱いご支援をしてくださるパートナーの皆様、いつもたくさんの笑顔と大きな声援で応援してくれるファン・サポーターの皆様に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 このオファーをいただいた時、率直に嬉しさとワクワクする自分がいました。そして、経験した事のない未知の世界にチャレンジする事が自分にとって大きなプラスになると考えました。このタイミングで行かなければ、いちサッカー選手として必ず後悔すると思い決断しました。この決断は、サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時と同じ感覚で、未知の世界にいくという部分では初めての感覚もあります。今まで育てていただいた方々には感謝しかありません。

 エスパルスにきた時、エスパルスを勝たせるんだ、活躍して海外に行くんだという思いで日々全力でプレーしていました。その思いとは裏腹に、上手くいかない事が多くあったり、怪我で長い間戦列を離れてしまったりと、今までにない経験をたくさんしました。しかし、その経験ができたことは自分の成長にとって、とても大きなものとなりました。この経験があったからこそ今の自分がいますし、今後の未来に繋がるようにやっていきます。

 僕にとって清水エスパルスとサガン鳥栖は最高に大好きなクラブです。自分自身を人間として、たくさん成長させてくれたクラブだと心の底から思います。この両クラブで学んだものを最大限に発揮してチャレンジしてきます。常に行動が言動よりも上回るよう結果を求め日々精進します。これから先どんな事があろうと、サッカーを楽しみ、明るく自分らしく突き進んでいきます。どでかいものを掴み取りに行ってきます。本当にありがとうございました」

以下、クラブ発表のプロフィール
●MF松岡大起
(まつおか・だいき)
■出身地
熊本県
■生年月日
2001年6月1日
■身長/体重
172㎝/68kg
■出場歴
J1通算:113試合
J2通算:3試合
カップ戦通算:11試合
天皇杯通算:6試合
■経歴
ソレッソ熊本U-12-ソレッソ熊本U-15-鳥栖U-18-鳥栖-清水

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