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神戸は汰木2発にエース大迫弾で2連勝! 京都との“関西ダービー”制して首位キープ

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[4.1 J1第6節 京都 0-3 神戸 サンガS]

 J1リーグは1日、各地で第6節を開催した。1位ヴィッセル神戸は敵地で6位京都サンガF.C.と対戦。“関西ダービー”は3-0で神戸に軍配があがった。

 2023シーズン開幕から2連敗を喫した京都は、そこから3連勝。上位浮上を目指してホームで勝ち点3の積み上げを狙う。対する神戸は4勝1敗で現在首位。独走に向けて絶対に勝ちたい一戦となった。

 試合は立ち上がりから随所で激しい球際の攻防が見られた。両チームともに前線のFWパトリック、FW木下康介(以上、京都)、FW大迫勇也(神戸)をターゲットにした攻撃を仕掛けると、両守備陣が奮闘。ペナルティエリア手前でボールを奪い合った。

 京都がセットプレーから相手ゴールに迫る中、神戸はFW武藤嘉紀、FW汰木康也らがチャンスメイク。前半28分には、右サイドを持ち上がったDF酒井高徳のラストパスにゴール前の大迫がシュートを狙ったが、振り被った右足はボールにミートすることができなかった。

 京都は前半32分、左サイドで得たコーナーキックをMF福岡慎平が右足で蹴り入れると、ゴール前が混戦状態に。ルーズボールを拾った木下が左足で狙ったが、神戸のDF本多勇喜が体を張ってブロック。ゴールを死守した。

 京都は右足を痛めた様子でピッチ外で治療を受けていたMF武田将平がプレー続行不可能に。前半39分に選手交代を行い、MF金子大毅を投入した。前半終盤にかけて攻撃の手を強めた神戸だが1点が遠い。試合はスコアレスで後半へと折り返した。

 後半立ち上がりに攻勢に転じたのはホームの京都。だが、先にスコアを動かしたのは神戸だった。後半10分、右サイドで得たフリーキックの流れから、こぼれ球に汰木が反応。右足の抑えの利いたシュートでゴール右に流し込んだ。さらに神戸は後半23分、右サイドでボールを受けたMF佐々木大樹からのグラウンダーのボールに汰木がヒール弾。鮮やかに決めてリードを広げた。

 神戸は後半35分にエースの大迫がダメ押しゴールを決めると、それで勝負あり。3-0で京都を破り、2連勝を飾った。京都の連勝は「3」でストップ。ダービー戦を制した神戸は首位をキープしてる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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