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新潟が失速の痛恨連敗…太田修介が先制弾も直後に1人退場、名古屋に後半3発許して逆転負け

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名古屋が逆転勝利

[4.1 J1第6節 新潟 1-3 名古屋 デンカS]

 J1リーグは1日に第6節を行った。アルビレックス新潟名古屋グランパスの対戦は、名古屋が3-1で勝利を収めた。

 ホームの8位・新潟は、前節・浦和レッズ戦で今季初黒星を喫した。一方、名古屋はFC東京と引き分け、順位は3位に位置している。序盤から攻勢を強めたのは新潟。MF伊藤涼太郎、MF太田修介が果敢に相手ゴールに迫っていく。

 一方、名古屋も隙を見て反撃を試みる。前半28分には敵陣内に入り込み、最後はMF森下龍矢がゴール前で右足シュート。だが、惜しくもゴール上に外れていった。

 前半の終わりには再び新潟がゴールを狙うと、前半35分に結実する。何度も敵陣内に入り込み、PA右からMFダニーロ・ゴメスが左足シュート。GKランゲラックに阻まれたボールはファーサイドに流れると、最後は太田が詰めてゴールへ。ネットを揺らし、待望のゴールとなった。

 均衡を破った新潟だが、先制ゴールから1分後に流れが変わる。DF舞行龍ジェームズがスライディングでMF内田宅哉のすねを蹴ってしまう。今村義朗主審は最初イエローカードを出すが、その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックから自らもモニターで確認。その結果、舞行龍に危険行為が認められ、イエローカードからレッドカードに変更された。

 10人の数的不利になりながらも、新潟が前半を1-0で折り返す。しかし後半から名古屋が勢いある攻撃を仕掛けていく。後半3分のMFマテウス・カストロのシュートはゴールポストを直撃した。

 そして後半11分、名古屋が同点ゴールを挙げる。MF永井謙佑がPA手前で味方とともにプレスを仕掛け、ボールを奪取。そのままPA中央から左足シュートを放つと、DF早川史哉に当たったボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 さらに後半35分、名古屋が試合をひっくり返す。前線からプレスを仕掛け、相手のクリアを拾い切る。森下が右サイドからクロスを上げると、PA中央のユンカーが右足でドンピシャボレー。2-1と逆転に成功した。

 名古屋は後半アディショナルタイム、カウンターからマテウスの折り返しをMF稲垣祥が決め切り、ダメ押しの3点目。試合はそのまま終了し、名古屋が3-1で2試合ぶりに勝利した。新潟は前節に続いて今季初の連敗となった。

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