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広島は試合終盤にD・ヴィエイラが2発!! 鹿島に劇的逆転勝利で3連勝

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[4.1 J1第6節 鹿島 1-2 広島 カシマ]

 J1リーグは1日、各地で第6節を開催した。9位サンフレッチェ広島は敵地で10位鹿島アントラーズと対戦。2-1で勝利した。

 3試合ぶりの勝利を目指す鹿島と3連勝を狙う広島の一戦。上位浮上へここで勝ち点3を積み上げておきたい両チームの対戦は、立ち上がりからホームチームが攻勢に転じた。前半24分には、右サイドでボールを受けたDF常本佳吾のクロスにFW知念慶がダイビングヘッド。しかし、シュートは枠を捉えることができなかった。

 そこから徐々に盛り返した広島は、FWナッシム・ベン・カリファをターゲットに攻撃を展開。ただ、1点が遠いまま時間だけが過ぎる。前半終盤には、広島DF佐々木翔のクリアボールが知念に当たってゴール方向へ。GK大迫敬介の頭上を越して危うくゴールというシーンだったが、大迫が好反応を見せて弾き出した。

 試合はスコアレスで前半を折り返すと、後半立ち上がりに広島が鹿島ゴールを脅かす。同4分、左サイドで相手のパスをカットしたMF東俊希がベン・カリファとのワン・ツーでボックス内に侵入。最後は左足を振り抜いたが、シュートはゴール左へ逸れていった。

 試合はその後一進一退の攻防となると、先にスコアを動かしたのはホームチームだった。鹿島は後半24分、右サイドでフリーキックを得ると、MF樋口雄太が右足で入れたボールに知念がヘディング弾。ゴール右方向へ飛んだシュートは、大迫の手をかすめてそのまま決まった。

 1点を追う展開となった広島は後半28分に2枚替え。MF志知孝明、MF野津田岳人に代えてDF中野就斗、MFエゼキエウを投入し、反撃を試みる。さらに同37分には、MF森島司を下げてFW鮎川峻をピッチへ送り込むが、ゴールが遠い。

 それでも広島は、試合終盤の後半40分にペナルティエリア内で佐々木が倒されてPKを獲得。これを途中出場のFWドウグラス・ヴィエイラが冷静に沈めて同点とした。さらに広島は同43分にボックス内でスルーパスを受けたD・ヴィエイラが逆転弾。土壇場のゴールで鹿島を2-1で破り、3連勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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