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停滞続く徳島、熊本に敵地ドローも開幕7試合未勝利

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[4.2 J2第7節 熊本 1-1 徳島 えがおS]

 J2リーグは2日、第7節を各地で行い、ロアッソ熊本徳島ヴォルティスは1-1で引き分けた。熊本は連敗を2で止めたが、これで3試合勝ちなし。徳島は開幕からの未勝利試合が「7」(4分3敗)にのびた。

 ホームの熊本は前節の東京V戦(●0-3)から先発1人を変更。MF島村拓弥に代わってMF粟飯原尚平を起用した。対する徳島は前節の秋田戦(△0-0)から一気に4人を入れ替え、びわこ成蹊スポーツ大から昨季加入したDF森昂大が先発でJリーグデビュー。DFエウシーニョも今季初先発となった。

 序盤は徳島が一方的にボールを握る中、熊本にアクシデント。前半5分ごろに右足を痛めたMF三島頌平は一度はプレーを続けようとしたが、再び座り込む形となり、MF藤田一途と交代した。

 その後も徳島がFW渡大生やMF西谷和希の推進力で熊本ゴールに迫っていったが、次第に熊本もプレッシングを噛み合わせられるようになり、ペースを取り戻して応戦。前半30分過ぎからは優勢に転じ、ダイナミックな展開からDF上村周平や粟飯原がゴールに迫っていった。

 すると0-0のまま迎えた後半7分、ついに熊本が試合を動かした。徳島の縦パスを待ち受けていたDF江崎巧朗がアグレッシブな守備でボールを奪い、そのまま縦につけると、FW石川大地のパスをバイタルエリアで受けたMF平川怜がペナルティアークから左足一閃。豪快なシュートをゴール左隅に突き刺した。

 平川は今季2ゴール目。3月5日の第3節大宮戦以来、4試合ぶりの得点となった。

 ところが徳島も後半11分、すぐさま追いついた。エウシーニョのパスを投入されたばかりのMF杉本太郎がつなぎ、渡が右サイドを攻め上がると、最初のクロスは相手に防がれたが、再び体勢を整えて折り返しのパスを配球。ゴール前で待っていたMF児玉駿斗がワンタッチで押し込んだ。児玉はこれが今季初ゴールとなった。

 その後は両チームともに見どころあふれる攻防を繰り広げたが、そのままタイムアップ。両者ともに勝ち点1にとどまった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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