[4.8 J2第8節 いわき 1-3 大分 いわきG]

　J2リーグは8日に第8節を行った。いわきFCと大分トリニータの対戦は、大分が3-1で勝利した。

　3位をキープする大分が敵地で序盤から攻勢を強める。立ち上がり早々からMF野村直輝がPA中央に入り、右足シュートを放つもクロスバー直撃。さらに前半10分には先制ゴール。野村が左サイドからクロスを上げると、MF中川寛斗がニアサイドで合わせ、ゴールネットを揺らした。

　いわきも反撃を狙う。前半38分には攻撃の要・FW有田稜がPA手前から左足シュート。だが、ボールはGKの正面に収まり、同点ゴールとはならなかった。追いつくことができないまま、前半は0-1で折り返した。

　後半は互いに攻守の入れ替わりが激しくなり、相手ゴールを脅かす。その中で、次にスコアを動かしたのはまたしても大分。後半20分、右サイドから内側にパスを回し、野村がPA右ライン上から右足でクロスを上げる。ゴール前に入ったボールにMF弓場将輝が体を投げ出してヘディングシュート。ゴールにチーム2点目を突き刺した。

　さらに、大分がダメを押す。後半22分、FW伊佐耕平がプレスから相手GKのパスミスを誘発。ボール奪取から前線にパスを通し、ボールを受けた野村がGKをかわして無人のゴールへ。3-0と点差を大きく広げた。

　だが、いわきも一矢報いる。後半35分、2024シーズン加入内定の特別指定選手、名古屋学院大FW近藤慶一が初ゴール。相手守備陣の連係ミスを突き、ボールを奪い切ると、飛び出した相手GKをしり目に無人のゴールに流し込む。1-3と点差を縮めた。

　試合はそのまま終了し、大分が3-1で勝利。首位追走の勝ち点3を奪取した。

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