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プロ初挑戦の町田・黒田剛監督がJ2月間優秀監督賞!!「不安と緊張が隣り合わせの日々でした」

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好スタートの黒田剛

 Jリーグは18日、2・3月度の優秀監督賞を発表した。J1はヴィッセル神戸吉田孝行氏、J2はFC町田ゼルビア黒田剛氏、J3はいわてグルージャ盛岡松原良香氏が受賞した。

 昨年6月に神戸指揮官に就任した吉田氏はこれが初受賞。開幕3連勝とスタートダッシュに成功し、対象期間のリーグ戦で4勝1敗と強さを発揮した。

 反町康治選考委員は「シーズン前のキャンプからチームをまとめ上げ、開幕から上位を狙えるチームに育て、かつ選手をうまくコントロールするマネジメント力を評価」したと説明。北條聡委員は「攻撃面でも酒井、山口、武藤を右に配置する布陣が機能している。監督のマネジメントも素晴らしい。攻撃に注目されがちだが、失点の少なさも注目」と称えた。

 J2は青森山田高を長年指揮し、今年からJリーグ初挑戦の町田・黒田監督が選出された。寺嶋朋也選考委員が「開幕前からプロ初挑戦として注目を集めていた」とコメントするように就任発表時から大きな話題となった同指揮官は、対象期間のリーグ戦を5勝1分と無敗で終える好スタート。今月に入っても大分との首位争い直接対決を制すなど、その手腕に期待が高まっている。

 黒田氏はリーグを通じて「私自身、初めてのプロ監督への挑戦ということで不安と緊張が隣り合わせの日々でした」と明かし、「そのなかでも藤田社長をはじめ、選手、コーチングスタッフ、クラブスタッフの多大なるご協力、そしていつも支えてくださるファン・サポーター、パートナー企業の皆さまや地域の方々の温かいご声援があってこそ、このような素晴らしい賞を受賞することができたと思っています。皆様方にはいつも支えていただき本当にありがとうございます」と感謝のコメント。

 同氏は続けて「リーグはまだ始まったばかりで、ここから先は今まで以上に難しい局面が待ち受けていると思っています。我々の仕事はFC町田ゼルビアのファン・サポーターはもちろんのこと、町田市民の皆様方に勇気や感動を与えられることが一番の幸せだと思っています。是非皆さんとともに力を合わせて、目標のJ2優勝に向けて邁進して行きたいと思います。ありがとうございました」と伝えている。

 J3月間優秀監督賞を受賞した松原氏も就任1年目。解説業からの転身で注目を集める中、開幕節・愛媛戦を5-1の大勝でものにするなど対象期間を2勝1分1敗で終えた。

 松原氏はリーグを通じて「我々の目的と目標は『J3優勝と昇格』です。12月になった時に我々が優勝して昇格できるように、この月間優秀監督賞を力に変えていきたいと思います」と力強くコメントしている。

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